ニュース性と専門性
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新書にはいろいろとありますが、幻冬舎ルネッサンス新書は話題の医療、社会問題、技術、経済、投資、ビジネス、研究、哲学など(小説、エッセイ、詩、俳句など以外)、時事に関する事柄がテーマになっている作品が中心です。多様な話題性のあるテーマから、高い専門性や長年研究をしているテーマを選びます。
- ・新聞やニュースで話題になっている事件、事象、社会問題、新しいビジネスなど、自分が言及できる、もしくは造詣が深い事柄をテーマにしましょう。
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読者は誰か
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決めたテーマのターゲットがどこにあるかを考え、絞り込みます。幅広い層に向けてというよりは、ピンポイントに絞り込んだほうが、伝えたい内容もより明確になります。
- ・取り上げたテーマは主にどの層にもっとも関心が高いのか、コアになるターゲットを明確に設定しましょう。
目次を書き出す
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まず、原稿を書き始める前に、原稿の全体像を把握するために目次を考えます。実際に章や節を書きだして、なるべく具体的に作ります。目次があることで書きやすくなるとともに、ボリュームのバラつきが少なくなります。
- ・新聞やニュースで飛び交っている言葉を多用して、理解しやすい目次になるようこころがけましょう。
「はじめに(まえがき)」「おわりに(あとがき)」を書く
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この本には何がかかれているのか、著者はどのような主張や問題意識をもっているのかを、端的に表現します。はじめにを作ることで書き手自身も書くべき内容が明らかになることがあります。
- ・なるべく短い文章で、要点をまとめましょう。
- ・語りかける、投げかけるような文章で表現してみましょう。
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結論から書く
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新書では、結論から書くことが重要です。また、ひとつひとつの章や節があまり長くならないように注意しましょう。例えば【結論→事例を用いた説明→著者の主張、考え】というように節や章ごとにフォーマットを作るなどの工夫が必要です。
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- ・情報はできる限り最新のものを使用しましょう。
- ・できる限りわかりやすい言葉や表現を用いましょう。
- ・よく使われて言葉や表現を優先的に用いて、古くなった情報や言葉は控えましょう。
- ・書いた内容、情報、数字などが、正しい情報か必ず確認しましょう。調べた先の情報が確かなものかどうかも念入りに調べましょう。
新書はタイトルと帯が命
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テーマの幅が広く、ラインナップが多い新書ではタイトルはとても重要です。書店に並んでいる類書や、新聞や雑誌などを参考に訴求力のあるタイトル、帯文が必要です。
新書はタイトルと帯が命、とよく言われますが、こここそ編集の腕の見せ所でもあります。
訴求力のある一冊となるよう、最も力を入れるべきところです。
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- ・新書のタイトルをつけるときには客観的な視点も必要になるので、最終的には担当の編集者と相談して決めましょう。