作品紹介
ヨーロッパ各停列車で行くハイドンの旅
児井正臣
「交響曲の父」と呼ばれる作曲家フランツ・ヨゼフ・ハイドンは生涯に二度、ウィーンからロンドンへ旅をしているが、詳しい経路はわかっていない。「ハイドンと鉄道」をこよなく愛する著者は、彼の通った道を想像しながら辿る各停列車の旅に出た。車窓からの風景を堪能し、途中下車しながら各地の雰囲気に浸る。音楽をテーマにしたヨーロッパ鉄道旅の楽しみ方がわかる一書。
自然災害と大移住──前代未聞の防災プラン
児井正臣
豪雨災害が年々甚大化している今、場当たり的でなく根本的な対策が喫緊の国家的課題だ。
しかし、実際に誰が何をするべきかという議論は進んではいない。ならば、言おう。
東京に湿原を――意識を変え、創造的未来を。
水害の恐れと同時に、日本が抱える「空き家」問題まで一気に解決するプランを、日本人に問う。
解説:藻谷浩介
児井正臣(こい まさおみ)プロフィール
児井正臣
- 昭和20年1月19日
- 横浜市で生まれる。
- 昭和38年3月
- 東京都立両国高校を卒業
- 昭和43年3月
- 慶応義塾大学商学部を卒業(ゼミは交通経済学)
- 昭和43年4月
- 日本アイ・ビー・エム株式会社に入社
- 平成 3年12月
- 一般旅行業務取扱主任者の資格を独学で取得
- 平成16年12月
- 日本アイ・ビー・エム株式会社を定年退職その後6年間同社の社員研修講師を非常勤で勤める
- 平成17年3月
- 近代文芸社より「地理が面白い-公共交通機関による全国市町村役所・役場めぐり」出版
- 平成22年4月
- 幻冬舎ルネッサンス新書「ヨーロッパ各停列車で行くハイドンの旅」出版
- 令和3年2月
- 幻冬舎ルネッサンス新書「自然災害と大移住──前代未聞の防災プラン」出版
現在所属している団体
地理の会
海外鉄道研究会
離島研究クラブ
過去に所属していた団体
川崎市多摩区まちづくり協議会
麻生フィルハーモニー管弦楽団 (オーボエ、イングリッシュホルン奏者)
長尾台コミュニティバス利用者協議会
稲田郷土史会