作品紹介
笑いと祈りは神様に通じる
一主婦の記録
池田 啓子
世間では、この5年間で『終活』という言葉がすっかり定着しています。 平成23年3月に『ロンドン点猫・還暦の旅』を出版したとき、 帯に『終活』ということばを使いました。 当時『終活』は私の造語だと信じており、幸いにもシニア女性に好評でした。
先日、ある週刊誌に目を通していると、 都内の葬儀社が終活ビジネスの一環として貯金や断捨離、遺産相続のお手伝いはもちろんのこと、 何とどのような棺桶に入るかまで準備板癌、相談に乗ってくれる、そんな記事を発見しました。 すでに遺影を用意している私もこれには驚きでした。 しかし、ここ数年の私は、真の『終活』はもっと別のところにある、との想いがだんだん強くなっています。
今年77歳になる私は、いつの間にか「真の『終活』とは」を考える日々となりました。 楽しみにページを開いてください。 とくにあの世が近い方、必読の書です(笑)。(「はじめに」より)
プロフィール
池田 啓子
昭和14年3月19日、福岡県久留米市生まれ 現在、愛媛県大洲市在住 長崎県立清峰高等学校、長崎大学医学部付属看護学科卒業、長崎県立保健婦専門学院卒業 同人誌「とおく」メンバー 「ロンドン点描・還暦の旅」アトラス出版 趣味 英会話、ヨガ、気功
インタビュー
『笑いと祈りは神様に通じる 一主婦の記録』が刊行されました。今のお気持ちはいかがでしょうか?
これから多くの方々に、私の霊的体験を基にした、「真の終活」とは何かを、手に取って読んでいただき、心が幸せになっていただく、と思うとわくわくしています。
今回出版しようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?
瞑想や感謝行は、毎朝、続けていますが、瞑想中に空間から「書きなさい!」とメッセージが降りたからです。
それと、以前から「健全な精神は健全な肉体に宿る」は反対ではないか、「健全な肉体は健全な心に宿る」が正しいのではと思っていました。
心を司る魂の曇りを如何に取っていくかが、この世に生きる私たちの課題だと思います。その方法を皆様にお伝えしたい、それが真意です。
どんな方に読んでほしいですか?
老若男女、幅広い層に読んでいただきたいと思います。
特に十分、年を重ねられた年配の方々には、前世、今世、来世をつなぐ私の霊的体験が、心を司る「魂」の存在を明らかにする一端になると信じます。
「死」は怖いものではない。安心して旅立つヒントをつかんで下さい。
座右の一冊
太陽の法(幸福の科学出版)
著:大川隆法
正に衝撃の書でした。
ここが魅力
「衝撃」は、滅多に使う言葉ではありませんが、この本は正に衝撃の書でした。しかもいい意味でのショッキングな出会いです。 拙著の冒頭「はじめに」に、このことを書いております。26年前のことですが、未だに記憶に新しく、オーバーでなく、この書との遭遇が無かったら、今日、このような穏やかな感謝の日々を過ごすことが出来なかった、そう思います。
未来へのメッセージ
心の曇りを取り、うるおいや勇気を蓄える学びを
昨年、「電通」に勤める、若い有能な女性が、自ら命を断つ痛ましい事件がありました。 その女性の母親が「命より大切な仕事があるのでしょうか」と問いかけていましたが、 そのことが、きっかけで長時間労働を改めて見直す動きも出てきました。
でも、母親にとっては、“遅い”対応であり、身を切るように“辛い”日々をおくっておられるにちがいありません。
現代の日本も IT社会であり、能率、効率、成果を求め、パソコンやスマホがなければ仕事は成り立ちません。
でも、もし、女性の上司が「心と体は表裏一体」を深く学んでおり「大変だね。今日はもう帰りなさい」と、時には女性の肩をやさしくタッチするような場面があったとしたら、事態はどうなっていただろう、と私は想像します。若者にはエネルギーがありますが、経験、体験は少ない。どうぞ、その分、心の曇りを取り、うるおいや勇気を蓄える学びも、同時にしていただきたいと切に思います。この本は、そのチャンスを提供しています。