第十一回 代謝
【ハピる】…英語の「happy(ハッピー)」を由来とした、「幸せになる」、「幸せな状態にある」、「幸せを感じる」などを意味する日本の造語。
「ハピる」は、十五歳の女子高校生から生まれた。彼女がなぜ「幸せ」という言葉を使わなかったかと言えば、それは自分だけの言葉で自分の気持ちを表現したかったから。もっと新しく、もっとキャッチ―に、もっと可愛く。彼女は使い古された誰かの言葉を忌み嫌った。自分のこの気持ちは、他人とは少し違う。決して周りと同じではない。特別なものなのだと表現したのだ。
SNSの誕生により情報の伝達速度が急激に上がった。光の速さで世界が広がっていく。「ハピる」はその波にうまく乗った。初めて見る言葉、初めて聞く言葉であるはずなのに意味が理解できてしまえる。さらに、使用機会が多く、汎用性が高く、どこか心地よい語感があっという間に若者を虜にした。
「この映画超ハピる!」
「最近、ハピってない…」
「昨日、彼氏とハピった!」
「あんたハピりすぎ!」
「この犬ハピぃね!」
「あの役者めっちゃハピーわ!」
「ハンバーグハピぃ!」
「今日からハピ活始めた!」
何かが誕生するという事は、世界をそれ以前とそれ以降に分断してしまう。「ハピる」を使う者(下の世代)と「ハピる」を使わない者(上の世代)。そして、分断にはいつも争いが付いて回る。若者たちは、自分たち以外の世代がこの言葉を使うことに拒絶反応を示した。対して、大人たちは日本の伝統と美しさを穢された怒りで、彼らを拒絶した。しかし、争ったところで時代の流れが止まるわけではない。かと言って、いつまでも争いが続くわけでもない。
生まれたばかりの「幸せ」は「幸ひ」から沢山の事を教えてもらった。自分たちのルーツは、どうやら海を越えた大陸の言葉が徐々に徐々に派生して出来たものらしい。「幸ひ」は、自分が話されるよりも書かれること、読まれることの方が多かったように思うと振り返った。日本人が筆で自分を綴る時、いつでも大切な気持ちを込めてくれていた。日本人が手紙で自分を読む時、いつでも気持ちを届けられたと感じた。それは時に文字が滲むことで、時には紙が皺苦茶になることで感じられた。「幸ひ」は今までの全てを「幸せ」に話し終えた後、寂しそうに嬉しそうに一言残した。
「君はどんな風に使われるのだろうな?」
「幸せ」はまだその意味を理解できなかった。これが「幸ひ」の最後の言葉だった。「幸ひ」は静かに世界から消えていった。 「幸せ」は長きにわたって日本語を支えてきた。何度か到来したピンチも見事乗り越えるこ
とが出来ていた。一斉に文字の形を変えられた時は不安になったし、「シアワセ」が自分の一部になった時は戸惑った。そして、敗戦の時はもうダメだと思った。自分たちはここで排除され、「happy」になるばかりだと考えていた。しかし、運よくそうはならなかった。あの日、一万を超える言葉たちは共に歓喜したが、消滅回避の代償が無かったわけではない。言葉の支配から逃れられたはずなのに、それからの日本人は日本語ではなく、英語を積極的に吸収し始めた。どうやら世界では別の戦いが始まったらしい。言葉たちは不安になり続けた。
「もうじき消える!」
「そういう運命だ…」
「数年すれば世界から消える!」
様々な噂が言葉たちの中で流れたが、日本人が日本語を手放すことは無かった。困難を乗り越えた「幸せ」は当分消えることはないだろうと安心していた。しかし、世界には常に新しいものが生まれる。それは言葉も同じである。生きている時間軸で考えれば不変的であるように思えるが、長い時間軸で考えれば言葉は可変的なものだとすぐわかる。言葉が完成することなどあるはずもないのに、なぜだか人間は言葉が完成されたもののように思ってしまう。
英語を吸収した日本人は二つの言葉を融合させ、独自の新たな文化、価値観を創造し始めた。それがまさに「ハピる」である。
言葉の変わり目が時代の変わり目。人が生まれて死ぬように、言葉も生まれて死ぬを繰り返す。当然、人が変われば使われる言葉も変わっていく。それは、その時代の人間が何を大切にしているかで変わってくるのだろう。憧れなのか、誇りなのか、共存なのか、独創性なのか、機能性なのか、はたまた別の何かか。
消滅する前、「幸せ」は「ハピる」と言葉を交わした。
「これからは君たちのような言葉が日本語を支えていくんだな…」
「いやいや。僕たちは一過性のものに過ぎませんよ。先輩たちのように長く働けはしない!」
「そんな風に考えているのか…なら、君たちの次はどんな言葉になるだろうな?」
「んー。先輩はどうなると思いますか?」
「完全に英語や中国語になってしまうのは少し残念かな…日本人らしさを少しでも残し続けてもらいたいよ…」
「僕は案外、また先輩に会えそうな気がしていますよ!」
「幸せ」は微笑む「ハピる」を見ながら消えていった。
第十一回 表裏一体紙一重
その日はいつもより最低な目覚めだった。昨日の楽しさはどこかへ消え去り、代わりに脳を直で触られているような頭痛だけが残っていた。普段なら寝ているような、起きているようなこの曖昧な時間は二度寝へと誘われるのだが、頭の痛み、寝汗の不快感、のどの渇き、夕日の寂寥感がそうさせなかった。
地獄から這い上がるようにしてベッドから抜け出す。床についた一歩目の足音が、部屋に自分しかいないことを無意識的に実感させる。うめき声を上げながら洗面台に向かい歯を磨く。鏡に映った自分の姿など見えてはいない。冷たい水で顔を洗い、瞼に付いた重りを落とすことで、ようやくイカした寝ぐせに視線が送られる。
寝ぐせを掻きむしりながら部屋の状況を確認する。酔いつぶれて雑魚寝していた連中の姿はない。どこかのタイミングで起きて、同じマンションの自分の部屋へ戻ったのだろう。
昨夜、あれだけ散らかっていた部屋が思いのほか片付いている。記憶が定かではない。皆には明日、自分が片付けておくと言った気がするのだが、すでに分別されたゴミ袋が縛られた状態で置かれていた。洗い場には昨日使った食器やグラスがまとめて置かれている。おそらく気遣いのできる鈴木、山本あたりがやってくれたのではないかと一人で推測した。
皆にはいい子ぶってあんな言葉を言ったが、一日の始まりから洗い物をするのは少し気が滅入る。洗い物を終えた後は、冷蔵庫の中身を確認した。余った酒とつまみが入っていたが、夕飯の材料とお茶を切らしていた。頭は痛いが、十時間くらい寝たことで腹は減っている。圧倒的なめんどくささに襲われながらも買い物に行くしかない。最低な気分がどんどん更新されていく。パジャマで買い物に行こうかとも思ったが、何とか踏みとどまり、着替えを始めた。
買い物中に音楽を聴いてストレスを抜こうと思い、スマホとイヤホンを手に取る。画面を開くといくつかラインが送られてきていた。文面は見ずとも想像はつく。パッと目を通す。
律儀な鈴木、山本からは、片付けの事とお礼のスタンプが送られてきていた。一番に酔いつぶれた調子乗りの田中は、謝罪と先に部屋に戻ることが知らされていた。真面目な佐藤は文字でお礼を、趣味の合う高橋は漫画のキャラクターのスタンプでお礼を送ってきていた。茶目っ気のある伊藤と隣の部屋に住む渡辺からは、何も送られていなかった。おそらく呑気にまだ眠っているのだろう。ペコリスタンプを返したところで、ロックを流し、一気にテンションを上げて買い物に行こうとした。しかし次の瞬間、重大な事に気が付いた。
「財布がない…」
心臓がいつもの倍膨らみ、いつもの倍縮む。寝ぼけ切った頭へ、ダラケ切った体へ急激に血が送られる。いつも置いているテーブルの上や仕事のカバンの中に目をやったが、見当たらない。イライラと焦りで頭痛がひどくなる。
そんな中、昨日急遽部屋の掃除をしたため、様々なものをそのままウォークインクローゼットに押し込んだことを思い出した。床に放置された乾いた洗濯物や小物や本に紛れたに違いない。グチャグチャに仕舞い込まれた衣服類をさらにグチャグチャにしたが、財布は出てこなかった。財布の中にはお金だけではなく、運転免許証、保険証、クレジットカード、キャッシュカード、家の鍵が一緒に入っている。瞬間ストレスが上限に達したので、口を大きく開け、短く叫んだ。独り、部屋の中で取り乱す。独自のストレス発散法を行い、気持ちを切り替えようとした。冷静にならなければ問題は解決しない。自分にそう言い聞かせた。
2020年の四月は波乱万丈の幕開けだった。新入社員として新たな人生が始まるはずだったが、COVID—19の影響で予定調和とはいかなくなった。
本来なら本社に出勤して、入社式を行って、新人研修をして、その間は同期と親交を深めるはずだったが、今年は全てリモートで行う事となった。新入社員は実家で会社から支給されたパソコンの画面を覗き込んで入社式も新人研修も同期との親交も行うことになった。ただでさえ億劫な入社式はラグの影響でグダグダなものになり、新人研修も対面でないコミュニケーションの難しさと操作の不慣れさで何とも言えないものになった。強いて良い点を挙げるなら出勤時間が無いので、ギリギリまで寝られること、スーツを着なくてよいこと、家事をしなくてもご飯が用意されること、久々に家族とゆっくり過ごせることくらいだろう。毎年新人研修を行っている先輩は、一年間かけて準備してきたものが白紙になったことを嘆き、段取り良く行えなかったことを謝罪した。同期との親交も画面上だけでは相手がどんな人物かを理解するのは困難を極めた。しかし、新人研修が終わってみれば、何だかんだ楽しかったと思えるものだった。確かに例年に比べたら何もかもが劣るのかもしれないが、無いよりはマシである。そうして、配属先が発表され、工場勤務が言い渡された。
工場から徒歩五分の新入社員マンションでの一人暮らしが始まった。しかし、コロナ感染で工場の生産ラインを止めるわけにはいかないので、そのマンションに約一か月間、新入社員は隔離された。その期間もまたリモートでの配属先研修が行われた。
約二か月の間、平日ずっと顔を合わせているとさすがにリモートでも同期との距離は縮まった。間違いなく他人から知人に昇華されていた。
長いリモート期間の最終日、来週の月曜日の初出勤前にマンションの一室に同期八人で飲み会を開くことになった。チャイムが鳴り響く。実際に初めて会うので、部屋に迎え入れるのに少し緊張感が走った。しかし、それは向こうも同じだろう。扉を開くと互いに笑顔が漏れた。きっと同じものに苦しんできた同志だからこそ生まれたものだった。そして、買い物班も到着し、食べ物と飲み物が揃い、宴が始まった。
皆からまず想像よりもだいぶ身長が高いと言われた。画面上では上半身しか映らない上に、猫背が響いて別の印象を与えていたようだった。リモートと現実の差を埋める会話が楽しく行われた。
鈴木は生徒会長タイプのいい男。それは会ってみても変わらなかった。おそらく正義感の強い奴なのだろう。皆がその正しさに惹かれる。
山本は大人しめで細身なのだが、その見た目に反してよく食べ、よく飲んだ。純粋無垢な性格で、周りにもどんどん食べ物や酒を勧める。皆そのギャップに度肝を抜かれた。
そうして潰されたのが田中である。田中は愉快な奴だった。リモート中、カメラをオフにするのを忘れ、電話している姿を皆に見られたり、マイクをオフにするのを忘れ、独り言を聞かれたり、とにかく皆を笑わせた。そんな彼は調子乗りらしく一番にリタイアし、床で寝始めた。
佐藤は真面目で優等生タイプ。リモートでよく質問を講師にしていて、話を理解する力、疑問を抱く力が長けていると感じた。皆から出世頭と期待され、次期社長と茶化されていた。
高橋とはドンピシャに趣味があった。漫画、映画、音楽、小説、バラエティ、サッカーが好きで、見てきたもの、やってきたものがことごとく一致した。皆には悪いが二人だけで話す時間も度々あった。
伊藤は茶目っ気溢れる弟タイプ。皆から自然と愛されてしまう人柄が魅力的だった。よく笑い、よく笑わせる。話の面白い奴だ。初任給で十万以上するベッドを購入していたり、ルンバを買ったり、香水を使えないほど集めたりと話を聞けば聞くほど面白い奴だった。
隣の部屋に住む渡辺はとにかく自分からは喋らないタイプの男だった。皆からはむっつり、変態といびられていた。それは、彼が何よりも他人の情報を集めるのが好きで、自分の情報を開示しようとしない性格だったからである。リモート中はカメラをオフにすることが多く、同期の可愛いい女の子のインスタやツイッターをやたら監視していたらしい。皆から問い詰められて初めて、彼は自分の事を話すのだ。そこから愛あるいじりが始まった。
立ったままの状態で昨日の出来事をゆっくり思い返す。快晴だった過去が曇天と化していく。勝手に頭が最悪のシナリオを描いていく。
「誰かに盗まれたのか?」
独りの部屋でそっと呟く。一度疑ってしまえば、もう止まることはできない。懐疑心は加速の一途を辿る。
知り合ってたった二ヶ月。会うのは昨日が初めて。冷静に考えれば、その人間が信頼できるかどうか判断するにはあまりに短い月日である。自然と脳内で犯人探しが始まった。
怪しいのは伊藤と山本の金欠コンビである。伊藤は典型的な浪費家で、昨夜も貯金がほとんど残っていないと嘆いていた。そのくせ脱毛がしたい、ブランド物の洋服を買いたい、新しく出た香水が欲しいと完全に色欲に呑まれていた。こういうチャラついた奴は口が軽く、手癖が悪いのが相場である。
山本の性格上こんなことをするとは思えないが、純粋な悪の持ち主であることは間違いない。あの暴食から金に困っていても何ら不思議ではないし、食欲に理性が侵された可能性は十分にある。
しかし、彼らなら財布の中身だけ抜けば良かったのではないか。そんな疑問点が頭を過った。彼らを犯人と決めつけるのはまだ早い。昨日の出来事、会話、見たものをなるべく鮮明に思い出そうとした。
そう言えば、買い物班が到着してすぐに、金の支払いをした。あの時はまだ財布があった。三千円を鈴木に渡そうとしたら、部屋を借りているから今回の支払いはしなくていいと断られた。その時、佐藤に羨ましがられたのだった。そんな事なら自分の部屋で開催しても良かったのにと。酔いが忘れさせていたが、この言葉で少し佐藤のイメージが崩れた。
思い返してみれば、昨日の会話で佐藤は、とにかく人の幸せを羨ましがっていた。鈴木の結婚話や伊藤の彼女の話、山本の料理の話や田中の旅行の話、高橋の有名人のサインの話や渡辺の株の話を聞くたびに自分は楽しめていないと不満を言っていた。嫉妬深さから他人を貶めて、不快感を与えようとした可能性もある。
実は支払いの時、高橋にも羨ましがられた。高橋が羨んだのは金ではなく財布だった。使っていた財布が映画とコラボしたブランド限定品だったからである。昨夜はそこから映画の話で盛り上がったのだった。7人の中では一番親しく仲良くなった高橋がやったとは思いたくないが、彼が強欲な人間であることも事実だった。彼はとにかく時間を欲しがる人間で、どんなコンテンツの作品も全て観たいと豪語していた。そして、好きなものをとことん愛する人物だった。その感情に負けて、手が伸びていてもおかしくはない。
少しの間、この財布が中心となり会話が進められたが、それを良く思わなかったのが田中である。彼はその映画を観ていなかったので話に入れなかった。田中は何とかしてこの話題を切り上げ、別の話題へと方向転換させた。彼は自分が話の中心にいないと気が済まないタイプの人間らしい。その傲慢さから山本にも変な対抗心を燃やして張り合った。そんな彼が、酔いが醒めない状態でこの気に喰わない財布を持ち出す恐れは十分にある。彼の傲慢さはアルコールの力でさらに拍車がかかるのだから。
昨日の楽しい時間の中にも少しピりついた出来事があったことを思い出した。途中、あまりに何も手伝わない渡辺に鈴木が怒ったのである。
何事にも積極的な鈴木と何事にも消極的な渡辺はまさに水と油だった。鈴木はその正義感から渡辺を注意し、行動を促した。渡辺は言われたことはするが、それ以外の事は決してしない。この渡辺の性格が原因で鈴木は再び渡辺に怒りをぶつけた。昨夜、その二人の喧嘩に割って入ったことを思い出した。今にして思えば、どちらの肩も持ったことが二人を逆に傷つけたのかもしれないと思った。そんな憎しみから怨みをぶつけられたのかもしれない。
7人全員が怪しく、決定打に欠ける。全員に財布の事を伝えて、犯人探しに協力してもらっても良かったが、これから一緒に働いていく仲間を疑う人間だと思われたくはなかった。それに犯人が一人ではなく、複数人だった時や犯人が見つからなかった場合の事を考えるとなかなか勇気が出なかった。間違いなく自分も彼らも何かが壊れてしまう。平穏な日々に戻ることは二度とない。そうしたくはなかった。
何とか自分と犯人との間だけで解決し、最小限の傷で事態を治めようと考えた。そうは言っても腹が立つ。おそらく犯人は、自分がこのような状況に陥ることを想定し、捜査の一歩目を踏み出せないだろうと見越した上で、犯行に及んでいるに違いない。最初からこの苦しみを味わわせるためにやっているのかもしれないと思うと腸が煮えくり返った。
そうして覚悟を決めた。ラインを開き、一人の人物に財布の事を質問することにした。ロシアンルーレットの要領で怪しい順に疑いの銃口を突き付けることにした。文章を打ち込む。送信する前にもう一度文章を確認する。この青いボタンを押すともう戻ることはできない。しかし、やらなければいつまでも終わらない。最初に疑うのはコイツでいい。そう決心してボタンを押そうとした直前、あることに気が付く。
財布は無事見つかった。財布は洗濯機の中の昨日履いていたジーパンのポケットに入っていた。そう言えば起きた時、パジャマだったという事は、どこかのタイミングでお風呂に入ったのだと気が付いた。ギリギリセーフで疑いのラインを送らずに済んだ。ストレスから一気に解放され、清々しい気持ちで夕方の買い物に出かけた。
無邪気な猿は太陽を創る 【全12回】 | 公開日 |
---|---|
(その1)第一回 マルバツ教祖 | 2021年1月29日 |
(その2)第二回 解放 | 2021年2月26日 |
(その3)第三回 神は人を救わない | 2021年3月31日 |
(その4)第四 万華鏡ミラージュ | 2021年4月30日 |
(その5)第五回 目に見えぬ鎖 | 2021年5月28日 |
(その6)第六回 Dreamers | 2021年6月30日 |
(その7)第七回 光影 | 2021年7月30日 |
(その8)第八回 Dr.メカの挑戦状 | 2021年8月31日 |
(その9)第九回 鬼鬼恋恋 | 2021年9月30日 |
(その10)第十回 天使と悪魔と夢と僕/争いのDNA | 2021年10月29日 |
(その11)第十一回 代謝/表裏一体紙一重 | 2021年11月30日 |
(その12)第十二回 血/芥川龍之介に殺される | 2021年12月28日 |