ヨーロッパ各停列車で行くハイドンの旅

No,47

児井正臣

No.47児井正臣

作品紹介

No.47児井正臣

ヨーロッパ各停列車で行くハイドンの旅

児井正臣

「交響曲の父」と呼ばれる作曲家フランツ・ヨゼフ・ハイドンは生涯に二度、ウィーンからロンドンへ旅をしているが、詳しい経路はわかっていない。「ハイドンと鉄道」をこよなく愛する著者は、彼の通った道を想像しながら辿る各停列車の旅に出た。車窓からの風景を堪能し、途中下車しながら各地の雰囲気に浸る。音楽をテーマにしたヨーロッパ鉄道旅の楽しみ方がわかる一書。

自然災害と大移住──前代未聞の防災プラン

児井正臣

豪雨災害が年々甚大化している今、場当たり的でなく根本的な対策が喫緊の国家的課題だ。
しかし、実際に誰が何をするべきかという議論は進んではいない。ならば、言おう。
東京に湿原を――意識を変え、創造的未来を。
水害の恐れと同時に、日本が抱える「空き家」問題まで一気に解決するプランを、日本人に問う。
解説:藻谷浩介

児井正臣(こい まさおみ)プロフィール

No.47児井正臣

児井正臣


昭和20年1月19日
横浜市で生まれる。

昭和38年3月
東京都立両国高校を卒業

昭和43年3月
慶応義塾大学商学部を卒業(ゼミは交通経済学)

昭和43年4月
日本アイ・ビー・エム株式会社に入社

平成 3年12月
一般旅行業務取扱主任者の資格を独学で取得
 
平成16年12月
日本アイ・ビー・エム株式会社を定年退職その後6年間同社の社員研修講師を非常勤で勤める

平成17年3月
近代文芸社より「地理が面白い-公共交通機関による全国市町村役所・役場めぐり」出版

平成22年4月
幻冬舎ルネッサンス新書「ヨーロッパ各停列車で行くハイドンの旅」出版

令和3年2月
幻冬舎ルネッサンス新書「自然災害と大移住──前代未聞の防災プラン」出版


現在所属している団体
地理の会
海外鉄道研究会
離島研究クラブ


過去に所属していた団体
川崎市多摩区まちづくり協議会
麻生フィルハーモニー管弦楽団 (オーボエ、イングリッシュホルン奏者)
長尾台コミュニティバス利用者協議会
稲田郷土史会

座右の銘

一隅を照らす
随分以前から聞いてはいた言葉だったが、真の意味を知ったのは60歳に近づいた
会社の定年間際のこと。天台宗の開祖である最澄の「一隅を照らす、これ則ち国宝なり」の前段部分で、後段を知ったのがこの頃だ。自分のできることの範囲を知り、その中で最善を尽くすことが大切と知った次第。もっと早くから知っていればもう少しましなサラリーマン生活を送れたと反省したものだ。でも定年後こそ、自分のできることの範囲は自分で決めるもの。これこそ今の自分にふさわしい言葉だと思っている。