表現者の肖像 沢村のぞみ
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表現者インタビュー

官能小説家×社長業こだわりは「最高のおもてなし」

『甘い鎖』の著者・沢村のぞみは官能小説家のほかにタレントとしても活動中だ。さらに今年は、本名の溝口育江名義で会社経営も開始した。マルチに活躍する彼女の「社長としての顔」とは――。

タレントや官能小説家に加え社長業をすることになった理由を教えてください

仲の良い知り合いが社長になったことで、「経営意識」が芽生えたためです。

経営されている会社はどのような事業を手がけているのでしょうか

インターネット、物販・販促、運送という3軸での事業を行っております。

インターネット事業では名刺やチラシなどのウェブデザイン、ホームページ制作やシステム構築、企業様の売り上げ増加のお手伝いをするSEOコンサルティングを、物販/販促事業では、ワンポイントやキャラクターのイラストおよびグッズ制作、書籍やPB商品の販売を、運送事業では軽貨物自動車での企業配、および宅配を行っております。

「最低でも120%のサービスを」

社長として心がけていることがあれば教えてください

とにかく、何事にも至らぬ点がないよう心がけております。お客様、従業員、外注と、やり取りが多くなればなるほど細部しか見えなくなりがちですが、全てを一貫して、「一つの仕事」と考えるようにしています。お客様が求めているサービスがどこまでなのか全容を把握した上で、最低でも120%のサービスを提供し、リピートしていただけるよう「最高のおもてなし」に努めます。

そして、社員からの不満を見逃さないよう心がけます。そのために、上下関係にとらわれない友達のようなフランクなコミュニケーションを心がけています。

さまざまな職業をされていてお忙しいと思いますが、時間をうまく使うコツはありますか?

私の社長としての主な仕事は、社員やお客様・外注先との報告・連絡または相談役になること。言ってしまえば、携帯電話さえあればどこにいても出来る作業です。なので、場所や時間にとらわれない意識をもつ事ですかね。

そして現場作業は、それぞれのエキスパートに信頼して任せる。これにつきます。

「いずれは社長経験を生かして執筆を」

社長であることが小説執筆に与えた影響などあれば教えてください

今回(『甘い鎖』)は特にありませんが、いずれ会社経営を通じて得た体験を元に、小説もしくは経営哲学本なども出版できたらいいなと考えています。

今後の展望があれば教えてください

社長業というのは、いかに自分をブランド化して普遍的な価値を高めるかも重要なことだと思っております。弊社の認知度の向上のため、ウェブ番組出演など、メディアに積極的に露出して行こうと思っております!

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