登攀で得たリアルな経験をもとに執筆しました
この大自然の海原の中で、人間の無力さを全身で悟る。今はこんなにも穏やかで、こんなにも簡単にこの場に立つことができるのに、ひとたびそれが変貌するや否や、一瞬にして人の命は散る。あの時はもがけども、もがけども何も変わらず、あがけども、あがけどもその大自然の摂理に響くことはなかった。どんなに強く念じても、どんなに激しく抵抗しても、大いなる天地の営みはどこまでも普遍だったのだ。
2004年から作品を書き始め、色々なコンテストに応募しておりましたが、年齢も重ねてきたので、活字にしておこうと思い、出版を決意いたしました。
―制作中に大変だったのはどんなときですか?制作中のみならず、執筆中には多くの苦悩がありました。ただ、それよりも書きたいというモチベーションが勝っていたため、乗り越えることができました。
―制作を進めるなかで印象的だったことを教えてください。表紙デザインの制作過程が特に印象的でした。デザイナーの方が私の原稿を丁寧に読んでくださった上でイラストを描いてくださったと聞き、その結果、私のイメージそのものを具現化したような素晴らしい表紙案を提案していただいたことに、深く感動しました。
―完成した本をどんな方に読んでほしいですか?広く、様々な層に読んでほしいと思っておりますが、特に登山、クライミングをされる方や、山小屋、山業界の関係者に読んで欲しいと思っています。
山岳遭難を未然に防ぐための安全登山に対する啓蒙の思いも含まれているので、これから山に取り組もうという方にも読んでいただきたいです。
―これから出版を考えている人へのメッセージをお願いします。出版してみると、予想もしていなかった方を含めて、多方面から感想や励ましの言葉をいただき大変うれしかったです。出版を迷っている方がいらっしゃったら、ぜひ思い切ってチャレンジしてください!
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