著者インタビュー

涙しながら書き上げた書籍を近隣の書店で見たときは、達成感で胸がいっぱいになりました。

癌を患った妻には、わずかな時間しか残されていなかった。

 

「どうか、心から喜んでほしい」
その一心でまっすぐな愛情を注ぎ続けた、かけがえのない日々の記録。

―今回、出版をしようと思ったきっかけを教えてください。

何もできない私が、妻とのあるささいな一言の約束、そしてやる気になればできるといことを同じような境遇の方にも共有したいという思いで出版を決意いたしました。

―制作を始める前、どんな不安がありましたか?

自分が書いた作品が受け入れられるのか、また、書いた文章が訴訟問題になるようなことはないのか、とても心配しました。

―制作を進めるなかで印象的だったことを教えてください。

編集者の方の手厚いサポートが印象に残っております。

いつも相談に乗っていただき、そして心が温まるメールの返答をいただいたことが大変うれしかったです。

―書籍に込めた思いを教えてください。

やる気にさえなれば、殆どのことはできると信じています。この本をお読みいただき、少しでも皆様の共感を頂けたら嬉しく思います。

―読者へのメッセージをお願いします。

妻はがんを患い、亡くなりました。けど私が生きているうちに妻との約束を果たすことができました。

読者の皆様の中で、ご家族やご友人の方は大きな病気にかかっている方もいらっしゃると思います。その方にほんの少しでも生きる希望を与えることができるようでしたら、力を貸してあげてください。


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