著者インタビュー

次に向かって自分がどう行動すべきなのかを考え始める絶好の機会になりました。

デンソーでトヨタ生産方式を学び 、中小企業経営者として実践してきた著者 。
豊富な失敗例と挽回例から、それぞれの現場にどのよう導入するか
自分の頭で考え る力を養う一冊。

 

・「当たり前」をどうやって伝え、定着させるか
・まず「問題点を見つけやすくする」行動をしよう
・1つひとつ現象を分類し、要因を探り、分析する
・小さくても大事なルールを習慣付けるには
・現場の実態を図に描く:「物と情報の流れ図」
・プロフェッショナルは、プロセスに拘りたい
・人財育成の前に、「人の質」を理解する
・自分の決断が間違っていた時、どうする?
・改善を継続するための4つの心構えとは
など

―制作中によかったと思えたのはどんなことですか?

本に登場する人達とコンタクトして「引用の承諾」をお願いした際に、意見交換や情報共有、さらには忘れていたことの思い出しをして助けられました。
さらに、ひさしぶりの会話の中で「次への課題、期待」を受けることが出来たことは大変貴重でありました。

―制作中に大変だったのはどんなときですか?

原稿の量が当初考えていたよりも1.5倍多くなり、大幅カットするのか、どのコンテンツを残すのかという調整で苦労しました。編集の方との再三の相談により、大幅カットせずに進められました。ただし、主題とズレる部分は思い切ってカットして、マネジメント関連は別の機会に先送りすることで納得しました。

今では、「ボツ原稿ファイル」が貴重な財産です!

―制作を進めるなかで印象的だったことを教えてください。

2つあります。

1つ目は「表現方法の改良」です。自分勝手な書き方、論調を編集の方、校正の方に読んでいただき誤解のリスクや曲解の可能性を指摘していただき、言いたいことが正確に伝わるように改良することを大いに助けてもらいました。この作業によって「本の品質」を大幅に上昇させることとなりました。

2つ目は「校正のきめ細かさ」です。原稿中の自分自身での不統一や「当たり前」の感覚のズレ、一般的な常識の欠如を完璧に指摘していただきました。並行して、自分自身が使い分けたかった異なった表現……「聞く」と「聴く」などにも柔軟な理解をしていただきました。

―完成した本をどんな方に読んでほしいですか?

中小企業の経営者、工場管理者の方々がターゲットです。 ただし協力者との会話の中で、大企業でも「モノづくり」関係者には教科書的に活用していただけることも聞き、モノ作り関係者全般に読んでいただけると思います。 また、モノ作りとは離れた経験、立場の人の感想を聞くと家事の中、子育ての中でも活用でき、管理者の基本としても活用していただけそうです。

―書籍に込めた思いを教えてください。

私の失敗体験を糧に読者の方に仮想体験してもらい、現在・未来の想定が難しい環境や状況の中で、読者自身が自ら考え、決断して行動を変えてもらうキッカケになればうれしいと思います。

―これから出版を考えている人へのメッセージをお願いします。

出版という新しい体験に対して、心配や一抹の抵抗感を持つよりは、すぐ横に見え始めた新しい体験へのワクワク感を膨らませていただきたいと思います。

より大切なことは、あなたが書きたいことの「コンテンツ、内容、意図」です。

内容については、出版社の企画の方、編集の方は助けてくれません。内容が勝負のポイントです。


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