本として出版したことで、ここから、もう一歩前に進むことができると考えています。
日本では2020年2月よりコロナウイルス感染症の流行が本格化し、それまで主流であった対面型のセミナーは中止となりました。その後は、ほとんどがオンライン型のセミナーの実施となりました。また、eラーニング形式のコンテンツをオンデマンドで配信するという手法に変わりました。オンライン型のセミナーでも、eラーニング形式のコンテンツの作成でも、対面型とは異なり、訴えたい内容を適切に盛り込んだ文章を推敲することが必要でした。そのような過程から作成した原稿を、バラバラなものとして残しておくのではなく、一つのものにまとめてみたいと考えました。
―書籍の制作をはじめる際に不安な点はありましたか?本にまとめるための必要なコンテンツは多数ありましたが、それらのものをライフプランニングの1つの側面である、資産形成・資産運用に踏み込んだ内容として、統一した脈絡のあるものにできるのかという点に不安がありました。
―制作の過程で不安を解消できましたか?制作の過程では、最初の推敲版を提出した段階で、編集ご提案書をいただき、大変参考になりました。その後、原稿の校正をしていただくたびに、チェックするポイントを見直して考えを深めて、一冊の書籍としてまとめることができました。
―制作を進めるなかで印象的だったことを教えてください。原稿を推敲する段階では、静かで孤独な時間を過ごすことで、人としての強さを養う契機となったように感じられました。これまでの自分を振り返り、内面と向き合うことのできる時間を確保することができたと思います。
―完成した本をどんな方に読んでほしいですか?特に40歳代前後の世代は、社会人になると同時に就職氷河期を経験した世代でもあり、いわばその前の世代(60代・70代等)に比べると割を食った世代とも言えます。そのような方々に、人口減社会の危機に立ち向かう準備に、後れを取ることなく、直ちに取り組んでいただきたいと思います。
―書籍に込めた思いを教えてください。日本証券業協会、並びに投資信託協会のライフプランセミナー・資産形成・資産運用に関する講師を務めた経験から、中年期以降のライフサイクルにあらわれる危機に対する準備の重要性を知りました。人口減社会の危機を乗り越える準備について、私の知見をもとに書いてみました。
―これから出版を考えている人へのメッセージをお願いします。自らを棚卸する姿勢でこれまでの人生をを振り返ることで、自分自身について理解を深め、自分の内面について深く知ることもでき、新たな気づきが生まれました。これまでの人生を振り返ることから「今こんなことをやっておきたいな」という気づきが生まれることがあります。本の出版という機会を、これまでの自分を振り返り、自分の内面と向き合うことのできる時間にして下さい。
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