喜寿を迎え、長年の夢が叶いました。
「モーレツ世代」は、引退してどう生きるか。
1.自由に過ごす
2.身体と頭脳を鍛える
3.感謝で一日を終える
古典や名著をひもとくと、75歳からの人生を黄金期として輝かせる方法が見えてきた――。
人生100年時代の豊かな老後の過ごしかた。
喜寿を迎えた誕生日に長年の夢が叶い、大変嬉しく思っています。
書籍の前半は、戦後の日本の経済成長と共に過ごしたサラリーマン時代、58歳で会社を立ち上げてからの15年間。後半は、人生100年時代を生きる「後期高齢者」の生きざまについて執筆しました。自分の考えを披瀝することで、一度自分自身を世の中にさらし、客観的に見つめ直す機会になるのではないかと考えました。実際に本を読み直すと、未熟な部分や改善点があることは否めませんが、まずは一大事業を達成できたことに大いに満足しております。
50代に入ってから、引退後に自分の本を書いてみたいという思いが芽生え、自分の経験や考えを少しずつ原稿用紙に書き残すようになりました。実際に引退してから本を世に出す手段を検索していた時に「エッセイの書き方」という資料を見つけました。幻冬舎ルネッサンスのホームページ内からダウンロードできるのですが、それを参考に執筆をしていたところ、自費出版についての説明を受け、最終的にお願いすることに。決め手は、これまでに幻冬舎グループから出版された本を多く読んでいたことでした。
―制作中に大変だったことはありましたか?
少しでも読者に理解してもらいたいという思いから、ずらずらと長い文章を書いていました。私としてはどうしても書いておきたい内容でしたが、表現上問題があると指摘された部分を削除する苦しさがあり、修正は大変でした。
―どのように乗り越えましたか?どうしても執筆した内容が愛おしく……部分部分に目が行ってしまっていたことを校正段階で指摘されました。その時、全体を俯瞰することの重要性を理解することができ、修正を加えました。
何回も読み直すなかで、自分には書く能力がないのではないか、考える力が不足しているのではないか……といった不安が頭をよぎりました。そういった時は、現在の自分を信じ、信念を持って努力し続けるしか解決はできないと思い、前に進むことに専念しました。
執筆中にすっかり忘れていた当時の様子を思い出すことがありました。特に記憶の彼方にあった小学生時代のことが突然、鮮明に蘇ってきました。
また、文章を書くことで、自分の考えがより具体的になり、説明が不足している部分にも気付くことができました。その結果、新たな結論に導かれたり……貴重な経験ができました。
この本は、人生100年時代を楽しく生きるための指南書です。老後を充実させ、自分自身のための人生を築くヒントが詰まっています。
人生後半の生き方を模索するなかで大切なことは健康、お金、孤独の3つだと言われています。年齢を重ねると体力や記憶力が衰えますが、知恵と経験は増えていきます。新しい自分を発見し、未知のことに挑戦することができるでしょう。これまでの「人のための人生」から「自分のための人生」を楽しむために残りの時間を有効に使いましょう。
出版を通して自分の一生を振り返る貴重な機会を得ることができました。さらに完成した本を誰に読んでほしいかを考え、疎遠になっていた従妹たちに贈ったところ関係修復ができ、再会を果たしました。自分の一生を知る人たちと思い出を語る機会にもなりますので、迷っている方には出版に挑戦されることをおすすめします。
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