誰にでも簡単に書ける?! 日記文学のススメ
新年となりました。
2023年、新しいことを始めてみませんか?
本日は誰にでもすぐに始められる、「日記文学」を紹介いたします!
日記を文学にしてみよう
皆さん、日記はつけていますか?
日々の出来事を忘れないため、思い出を残しておくために、「自分のために」日記をかいている人も多いのではないでしょうか。
もちろんそれが「日記」本来の姿ですので、それで十分なのですが、実は日々の出来事も「読者」を想定してかくと「文学」となるのです。
具体的な方法を、例文を用いながら見てみましょう。
方法①第三者視点で書いてみる
日記は本来一人称で書くものですが、「三人称」でかいてみると、一気に「文学」に近づきます。
例えば、
「今日は最近生まれたパンダを見るために、動物園に行った」
という日記があったとしてみます。これを三人称で書いてみると次のようになります。
「あすかは、その日動物園へ行った。彼女が動物園に行ったのにはある理由があった」
いかがですか?
物語要素が強くなり、「なぜ動物園に行ったのか」その続きが読みたくなりませんか?
方法②独白調で書いてみる
淡々と出来事をかくのではなく、感情的に書いてみるのも一つの手です。
例えば、
「今日は動物園に行った」と書くのではなく、
「ああ、あの愛らしい姿!はじめてあの子の姿を見たとき、私のなかで何かが変わった」
というように自分の思いを書いていくと、なんだか楽しくなってきませんか?
おすすめ日記文学
そうは言ってもすぐに始めるのは難しい――そう感じる方は、まずは日記文学を読んでみるというのも一つの手です。
日記文学は沢山ありますが、『アンネの日記』(アンネ・フランク)、『アルジャーノンに花束を』(ダニエル・キイス著)などは名作といわれていますね。
お時間のあるときにぜひ読み、参考に日記を書いてみてください!
そして、皆様もぜひ今年の日記でチャレンジしてみてください♪