作家デビューへの道 その④ 出版社に原稿を持ち込む
これまでの記事では、小説家デビューの道として「新人賞の受賞」「同人誌活動」「サイトへの投稿」をご紹介しました。
本記事では4つ目の手段として「出版社への持ち込み」をご紹介します。
出版社への持ち込みは「茨の道」
結論から言うと、出版社への持ち込みはかなり難しいです。
そもそも持ち込みを受け付けていない出版社が圧倒的に多く、電話で問い合わせると受付の段階で断られてしまいがちです。
郵送やメールで原稿を送っても、返事すらもらえないケースもあります。
なぜ持ち込みを断るのかというと、膨大な持ち込み原稿を一つ一つ精査する時間が一般の出版社にはないためです。
その代わりに、新人賞への応募を促すところが多いようです。
持ち込みから次のステップにつなげるために
持ち込みは非常に狭き門です。
とはいえ、原稿を応募している出版社を探したり、持ち込みの際に小説の概要・執筆の意図・著者の略歴をつけるなど、原稿を読んでもらうための工夫をしたり、いくつか方法は考えられます。
稀なケースですが、知り合いづてに編集者と接触して原稿を読んでもらうのもいいでしょう。
持ち込み原稿から小説家デビューした京極夏彦さんのような例もあります。
諦めずに機会を狙う粘り強さも必要かもしれません。
いかがでしたか?
次回は、作家デビューの5つ目の方法として「自費出版」をご紹介します。
ぜひご覧ください。