読者の心に刺さるタイトルとは|小説の書き方講座
小説のタイトルをつける時、どのように考えていますか。
いくつも書き出して検討してみる、ベストセラー小説のタイトルを参考にしてみる、ターゲットに刺さる表現を調べてみる・・・。いろいろな方法がありますが、何はともあれ、小説のタイトル作成にはこだわりを持ちましょう。
タイトルは、小説と読者が出合う入り口になります。
そのため、読者の興味を引くユニークなタイトルをつける必要があります。
真正面からではなく、「え?」と振り向かせる意外性や、
心の中を見透かしたような、ドキッとさせる言い回しなどが面白いです。
ほかにも、疑問形ですと「なぜ~?」、新事実を発見したとして「じつは~」、
否定形では「~はいらない」など、実用書で多く見られるタイプですね。
同じキーワードでも、様々な打ち出しが考えられます。
まずは思いついたものをひとことでまとめてみましょう。
加えて、これらを効果的に用いるには、小説のターゲットとなる読者が誰なのかを理解しておく必要があります。
誰が何を求めているのかを把握せずに、刺さる小説のタイトルを作ることはできません。
基本を忘れず、どんな表現の小説タイトルが読者の心を掴むのか、しっかりと検討しましょう。