11月のルネッサンス大賞
毎月刊行するたくさんの作品。どれも著者の皆様と、制作担当はじめデザインチームや校正スタッフなど一丸となり、熱意と情熱をもって作り上げた作品ばかりですが、その中でも、幻冬舎ルネッサンス編集部が「これはぜひ読んでほしい!」という大賞作を毎月1冊、悩みながら厳選しています。
皆さまにも広くご紹介すべく、毎月HP内で発表させていただくことにしました。
編集部のイチオシ作、ぜひ読んでみてください!
あらすじ
伝統の早慶戦でつながれた三代の生き様
戦前、戦後の激動期を経て国づくりに一所懸命だった祖父の世代、
高度経済成長期に育ち新聞記者として一世一代の特ダネに挑んだ親の世代、失われた25年につかりながらも未来の希望を抱く子の世代…。
早慶戦を軸に祖父、父、息子三代に渡って時空を超えて受け継がれる矜持が綴られた重厚な自叙伝風小説。
著者紹介
■大村 泰/オオムラ ユタカ
1957年、東京生まれ。慶応高校野球部出身。1980年慶応大学経済学部卒業、日本経済新聞社入社。記者時代は主に企業取材、特にM&Aに興味を持つ。失敗談には事欠かない。編集局次長、子会社の社長・会長などを経て2023年退職。第二の人生行路は、本の執筆に加え、実践女子大学、山口大学、龍谷大学で講座を担当。3人の息子の育児に貢献しなかった贖罪から、3人の孫の世話を焼く機会を虎視眈々と狙う毎日。
編集部 担当編集より
本作は元日経新聞記者の著者様による実体験に基づいた重厚な経済小説です。
祖父・父・息子の三代に渡って受け継がれる矜持を伝統の早慶戦を軸に描かれています。720頁という圧倒的なボリュームもそうですが、表紙のデザインと紙の材質もこだわっています。ぜひ手に取って、触感を確認して欲しい作品です。