あらかみさんぞう詩集 天人修羅畜生餓鬼地獄
円空、宮本武蔵、ジャンヌダルク……。
偉人になりきって(?)綴る、新感覚の詩。
- ジャンル
- 詩
- シリーズ
- 電子書籍のみ 新刊
- 著者
- あらかみさんぞう・著
- ISBN
- 判型
- 出版年月日
- 2021/06/30
内容紹介
【本文より】
あっちとこっち あの世とこの世 天界と地獄界
その間をイノチガケで往復し 人間の生と死の可能性を極めようとした凄い人間たちがいる
この詩集は その異様な智と勇気とエネルギーをもつ人間たちとの出会い
「カイブツインタビュー」から生れたものだ
「一乗寺下り松」は宮本武藏が書き
「歓喜の円空」は円空が書いたともいえる
「愛のジャンヌダルク」は愛のセラピストのジャンヌが書き
「親鸞と法然」は親鸞と法然自身が書いたともいえるだろう
その間 詩人は何をしていたのか
ときどき水を浴び コーヒーを淹れ 瞑想し 半分眠り 手の動くままに任せた
「どん底発想論―描けない人のための発想法」にある通りである
そうするとこういう詩になる また「白隠の身投げ説法」に従って
対象に身を投げてインタビューした そうするとこういう詩になる
ただし イノチの保証はできない
円空では私の十本の指は凍傷になりそうになった
武蔵を書いたら三日間立ち上がれなかった
親鸞と法然では自分の死と生に向き合うことになった
じゃあこれを読んだら どうなるか?
かならず電気が入るよ 火花が散るよ きっと走り出したくなるよ
やらなかったことをやってみたくなる 飛んでみたくなる
見えない羽をつかって「崖の人」のように
天神修羅畜生餓鬼地獄
みんな生きてみなきゃ生きたことにならないよ
常識に洗脳され時代のシステムに支配され「安心安全」に満足して
いずれおとなしく死んでいく皆さん
生きることがこんなに多様で危険で驚きで切なくて嬉しくて面白かったのかと
改めて目を剥くだろう
詩集 天神修羅畜生餓鬼地獄
これを「生の電源」として
アナタの日々につないでもらいたい
■著者紹介
あらかみさんぞう(荒井 章)
詩人。
まちづくり団体代表。
宇都宮高校、早稲田大学第一文学部卒。
電通クリエイティブディレクター、東芝、トヨタ、ソニー、ライオン、森永、ホンダ、永谷園、日立、ヤクルト等の広告戦略指揮、文化事業部長を経て、東海大学講師~特任教授、青山心理学研究所所長。
日本創造学会、人体科学会、日本広告学会、日本催眠学会各会員。郵政委員、日光市参与、株アートバンク社長。
9.11より「詩風」に参加。鎌倉に帰って詩作、英詩翻訳に取組む。また、地域づくりの市民活動に取り組む。現在、玉縄城址まちづくり会議会長として、玉縄城址を守り伝えるボランティア、文化庁委託事業等に従事。
主な著作:「広告総論」「広告とマーケティング」(ダイヤモンド)、「トランス発想論」「瞑想と発想12のインパルス」(電通月刊アドバタイジング)、詩集「暗夜飛行」「春の生きもの図鑑」(詩風社)、訳詩集「ルーミー“その友”に出会う旅」(VOICE出版)、「ルーミー愛の詩」(ナチュラルスピリット)、詩とエッセイ「悩むひとへ、キャッチボールしよう」(VOICE出版)、訳詩集「分離なきものの愛のうた」(ナチュラルスピリット)
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