カタルシス
娘Mに起きた“あのこと”
生きるとは、命とは何なのか。
悩める現代社会に一石を投じる、悲しみの手記。
- ジャンル
- エッセイ
- シリーズ
- 電子書籍のみ 新刊
- 著者
- 伊藤範子・著
- ISBN
- 判型
- 出版年月日
- 2022/12/28
内容紹介
悲劇の主人公・Nに突如起こった心打ちのめす出来事、それが長女Mの死だった。
その衝撃はあまりにも大きく、今もなお彼女は心身ともに衰弱状態が続いているのだ。
本書では「M」「N」「ナレーター」「カウンセラーK」「今、ここちゃん」の5人の登場人物による対話形式で“あのこと”について切々と語られる。
――完成されたブロック構築であるこの本は、同じように家族を亡くした方々の心に大きく響くものがあると思います。喪失感に向き合おうとするNの悲しみを中心として書かれていますが、またこれは同時に、現代世界において生きづらさをかかえている、若い世代の心に訴えかけるところが大きく、二十代から七十代くらいに渡る幅広い世代に深い共感を呼び起こしてお読みいただける作品であると確信しています。(『あとがき』より)
■著者紹介
伊藤 範子(いとう のりこ)
昭和19年9月22日生まれ。三重県出身。
早稲田大学文学部卒、名古屋大学大学院(英文科)文学研究科修士課程中退。
帝塚山大学(奈良)経営情報学部名誉教授。
定年退職後、現在は、創作(詩や小説)とアイルランド文学(現代小説)の翻訳を中心に活動しています。
趣味:油絵、お筝、能(謡曲と仕舞)、主人(アイリッシュ)とラグビー観戦をすること。
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