原発事故と甲状腺がん
チェルノブイリで医療支援活動に携わった医師による提言
- ジャンル
- 幻冬舎ルネッサンス新書 科学・テクノロジー
- シリーズ
- その他
- 著者
- 菅谷 昭・著
- ISBN
- 9784779060762
- 判型
- 240ページ
- 出版年月日
- 2013-05-30
内容紹介
原発事故から27年経った今も、チェルノブイリの健康被害は終息していない。 福島で同じ悲劇を起こさないためにできることは何か。 チェルノブイリで医療支援活動に携わった医師による提言。 2011年3月11日、福島第一原発事故が発生。政府や東京電力が繰り出す事故対策は後手にまわり、放射能災害の危機管理の甘さが露呈した。事故後2年が経ったいまも、その状況はほとんど変わっていない。チェルノブイリ原発事故の被災地で医療支援活動に携わった医師であり、現在は長野県松本市長を務める著者が、被曝による健康被害の実相を明らかにし、その具体策を果敢に提言する。■著者紹介
1943年、長野県千曲市生まれ。1968年、信州大学医学部卒業後、聖路加国際病院にて外科研修。1971年、信州大学医学部第2外科学教室入局。1976年、甲状腺疾患の基礎研究のためトロント大学(カナダ)に留学。1995年12月、信州大学医学部第2外科助教授を退官し、チェルノブイリ原発事故の医療支援活動のため、ベラルーシ共和国に渡る。首都ミンスクの国立甲状腺がんセンターや高度汚染地ゴメリの州立がんセンター等で小児甲状腺がんの外科治療を中心に、医療支援活動を行なった。2001年、5年半に及ぶ長期滞在を終え帰国。長野県衛生部長を経て2004年から長野県松本市長に就任。
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