源氏物語五十四帖 現代語訳 紫式部の物語る声 [三] 花散里・須磨・明石・澪標・蓬生・関屋
『源氏物語』は、源氏を取り巻く人々の悲しみの物語
- ジャンル
- 文学・評論 日本文学
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 月見よし子・著
- ISBN
- 9784344690233
- 判型
- 4-6 ・ 350ページ
- 出版年月日
- 2023/12/15
内容紹介
藤壺との秘事の罪の露見を恐れ、自ら京の都を退去する源氏。
明石入道との野望の結託が、今後の物語展開の軸となる。色鉛筆により原文を細分化し、「原文分解分類法」を確立した著者による、原文に沿い本質に迫った現代語訳。
紫式部は、この物語の原作者であり脚本家。さらに語り手となって、観客に解説を加えながら、物語のすべてを表現しています。
「森羅万象を語りの文学で表現する総合芸術作品」。
そのような観点で、物語を楽しんでいます。
(「発刊に寄せて」より)
光源氏が京の都を退去し、須磨・明石を流浪して帰京するまでを綴った、「源氏物語」全6帖を収録。
理解がより深まる、
著者作成の五十四帖人物相関図付き
■著者紹介
月見 よし子(つきみ よしこ)
1969(昭和44)年 奈良県生まれ。
本名 加藤美子。
京都府立洛北高等学校卒業。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。
文化服装学院服飾専門課程服飾研究科卒業。
カルチャーセンター講師(著者と歩む『源氏物語』)担当。
独学で「源氏物語原文分解分類法」(色鉛筆による言葉の色分け読解法)を考案。
紫式部が、「思考と感性」の力で言葉の限りを尽くし、
この世の全てを表現することに挑んだ『源氏物語』。その「情熱と孤独」に感銘を受け、原文の読解をライフワークにしている。
〔著書〕
『源氏物語原文分解分類法 心の宇宙の物語 千年の時を超えて』
(幻冬舎メディアコンサルティング刊)
『源氏物語54帖 紫式部の眼』(幻冬舎メディアコンサルティング刊)
『源氏物語五十四帖現代語訳 紫式部の物語る声[一]』
(幻冬舎メディアコンサルティング刊)
『源氏物語五十四帖現代語訳 紫式部の物語る声[二]』
(幻冬舎メディアコンサルティング刊)
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