尾張物語
彼女への思いに重なるのは、松姫と織田信忠の”悲痛な愛”
- ジャンル
- 小説 歴史・地理
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 浅川洋・著
- ISBN
- 9784344692169
- 判型
- 4-6 ・ 148ページ
- 出版年月日
- 2025/2/26
内容紹介
歴史好きの茅根が単身赴任先でたどり着いたのは、「史跡探訪集いの会」。
そこで出会った案内員の白川律子とふれあうにつれ、互いの内心にまで踏み込むように。
そんな二人の曖昧な関係は、長い時間をかけて移り変わり、衝撃的な結末を迎える――。
松姫は、父・武田信玄と織田信長の同盟のために信長の嫡男・信忠と婚約を決められる。
政略結婚の二人だが文を交わして仲を深め、やがて結ばれるものと思っていた。
しかし、その夢は父たちの決裂によって無惨に砕かれた。
時代の荒波に呑まれながらそれでも互いを想い続け、10年越しに再び巡り合えるかと思った矢先、
本能寺の変によって二人は永遠に引き離されてしまうのだった。
「日本史のロミオとジュリエット」と呼ばれるこの二人の恋を慈しむ主人公は、自らの思慕にどう向き合うのか……。
■著者紹介
浅川 洋(あさかわ よう)
東京都八王子市在住。
現代は「メールやライン」で交歓。それを思うと松姫と織田信忠の「文」は想像以上にあったのではないか。歴史とロマン。二人の、人間の「切なさ」。そんなことを思いつつ綴ってみました。
あなたも出版してみませんか?
お気軽にご相談ください。
03-5411-7188
営業時間:平日10:00〜18:30