葡萄の涙 ブルゴーニュ・ワイン修業記 還暦の挑戦
定年退職を目前に退職、渡仏。
ワイン農家での実習、大学の授業は大変だが、ブドウ畑の美しさに癒される日々を綴る。
- ジャンル
- 詩 単行本
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 榎本 登貴男・著
- ISBN
- 9784344910188
- 判型
- 4-6 ・ 288ページ
- 出版年月日
- 2016/12/20
内容紹介
定年退職後はワイン醸造でもしてみようかと思い立った著者が、渡仏後の生活について綴るエッセイ。葡萄の涙とは、剪定した枝の切り口から樹液が滴り落ちることをいう。涙が流れ始めると、枝に残った芽が次第に膨らみ始め春を知らせる。
59歳で退職し、ブルゴーニュの大学での授業とワイン農家での実習を開始。大学生と混ざり、慣れない化学記号や現場実習に挑む日々。若い頃と同じようにはいかないこともあるが、試験後の打ち上げはいくつになっても楽しいものである。醸造士になるための勉強は想像以上に大変だ。だが、家族と一緒にすごし、ブドウ畑に囲まれ、文化の違いも楽しみながら充実した生活を過ごしている。
1年を通して育まれる葡萄栽培からワイン醸造の流れ、ブルゴーニュ・ブドウ畑の季節で移り変わる美しさも写真付きで楽しめる一冊。
■著者紹介
1953年、埼玉県岩槻市(現在さいたま市)に生まれる。
1977年、上智大学経済学部卒業、ソニー株式会社入社。
経理・財務担当として国内外の事業をサポート。のちに外資企業に転職。
2012年9月(当時59 歳)に渡仏し、葡萄栽培とワイン醸造の勉強を始める。
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