想い出をむかえに
メーカー社長である一人の男性を、
社員と女性の二面を通して描いた長編小説。
- ジャンル
- 単行本 文学・評論
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 大旗勇一・著
- ISBN
- 9784344911635
- 判型
- 4-6 ・ 202ページ
- 出版年月日
- 2017/6/27
内容紹介
ネジ販売会社の社長を務める山本信之輔はある日、とある講演会会場で真桜子と再会する。二人は惹かれあい、逢瀬を繰り返す。信之輔が真桜子との結婚を意識し始めた矢先、真桜子から突然別れを告げられる。
3ヵ月が経ったある日、自社製品が係る事故が発生し、現場である福岡へ飛ぶ。対応を進める中で信之輔は社員の存在を強く意識をする。社長と社員が一丸となって原因の究明を急ぎ、頼もしい社員に心強さを感じつつ、もう一方の心の支えとして真桜子を想う信之輔。奇しくも福岡は現在真桜子が滞在する街だった。
意を決して真桜子に連絡し、久々に会話を交わす中で、二人の気持ちに変わりないことを確信した信之輔は、改めて結婚を決意する。
本作品は、巧みな構成と明快な文章が魅力的な、著者初の作品。メーカーとしての業務を通して社員の一体感と、アラフォー・アラフィフの男女二人の揺れる心理の二面を巧妙に描出し、読者を惹きつけて離さない長編小説。
■著者紹介
埼玉県在住。1971年大学を卒業後サラリーマンとなり、10年間勤務。その後脱サラし会社を
設立。経営者となって、現在まで会社経営を続けている。
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