初めに動きありき
身体と感情の行動学
哲学、物理学、心理学等を駆使し、世界の新たな見方を提示する。
- ジャンル
- 文学・評論 人文・思想
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 平松哲司・著
- ISBN
- 9784344913097
- 判型
- A5 ・ 380ページ
- 出版年月日
- 2017/6/28
内容紹介
哲学、物理学、心理学、さらには生物学、言語学、認識学、数学、倫理学、宗教学等を縦横に駆使しながらも、柔らかな語り口で、世界の新たな見方、認識の仕方をわかりやすく解説する。
生命と行動の起源から説き起こし、認知するとはどういうことか、なぜひとには感情があるのか、「本当の私」はいるのか、また直感、ジェスチャーと言語、笑い、動物行動学と音楽、日本人の倫理観など多岐にわたるテーマについて縦横に論じて、読者の知的欲求を存分に満たす。ホメオスタシス、エントロピー、デジャブ、身体地図、オノマトペなどのタームを平易な表現で解説し、さらに巻末には、文章を声に出して読むという身体行為に着目した、独自の教育論も収録する。
誰にでもなじみある身近なテーマから、人間の「認知」の本質をあぶりだすスリリングな哲学書。
■著者紹介
千葉県市川市出身。藤女子大学非常勤講師。
上智大学英文学科卒業。
ミシガン州立大学(Michigan State University)
英文学科修士、博士課程修了、Ph.D取得。
1988年より藤女子大学教員。教授。
著者に『折れた弓:シェイクスピア「ヘンリー6世」3部作の起源』(亜璃西社、2012年)ほか。
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