病の中で
医師、患者、家族、それぞれが抱える病への想い
現役医師が描く「生きる」ことを見つめ直す10編の物語
- ジャンル
- 単行本 文学・評論
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 江津 水澄・著
- ISBN
- 9784344913707
- 判型
- 4-6 ・ 164ページ
- 出版年月日
- 2017/9/19
内容紹介
医師歴7年目の竹田は、越川という終末期を迎えた患者を担当することになる。越川は医師歴50年の大先輩だ。自分の運命を悟っている越川に対して、竹田はどう接すればいいか悩んでいた。
ある日、越川は、竹田に今までの医者人生を話し始める。(「越川先生」)
企画統括部長の斎木は出世争いの最中、大腸がんを宣告される。治療を続けながら会社に復帰することができたが、社内でのがん患者への風当たりは厳しかった。(「再出発」)
老人はがんを患った。衰弱してきても、頑固さは変わらない。妻に先立たれ、息子とも断絶している。しかし、誠実な新米医師との交流で、頑固な老人は次第に心を開いていく。(「老人と新米医師」)
日々「生きている」ことを意識するのは難しい。病という孤独を通して、「生」の尊さをかみしめる10編の物語。
■著者紹介
1951年生まれ。内科医、医学博士。
現在も病院勤務医として、地域医療に従事している。
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