花の賦
流麗な筆致で描かれた小説と文学・美術評論など23篇収録。
- ジャンル
- 小説 詩 単行本 文学・評論 アート・建築・デザイン
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 牧田龍二・著
- ISBN
- 9784344915756
- 判型
- 4-6 ・ 304ページ
- 出版年月日
- 2018/2/7
内容紹介
10年にわたって書き継ぎブログに掲載された文章のなかから、秀作23篇を選出しまとめた作品集。著者の知的感興が赴くまま、長短の小説、詩、文芸評論や書評、美術論から武道論までを収めた。
あたかも咲き乱れる多種多様な花々のごとく、ジャンルは多岐に広がった。こうした花の彩りにちなみ、書名を「花の賦」とした。偶然にも、作品の多くに花の点景がそこかしこに見えている。花が咲くとは笑うことでもあるらしい。誰が笑うことを愛さざらんか。
人生の儚さが漂う小説「貴腐ワイン」、日本の近現代史について論じた評論「小林秀雄の初期像」、創作の秘密に迫った美術論「アンリ・マティス試論」などを収録。前著『海の賦』などに続く著者渾身の第4作。
■著者紹介
1947年、静岡県掛川市生まれ。
詩集「弧塔」(1975年)「海の賦」(1990年)「カモメ」(1995年)出版。
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