良子という女
「俺より先に死ぬな」 夫が妻に託した願いは、その宣告で一瞬にして裏切られた。
- ジャンル
- エッセイ ドキュメント 詩 単行本 ノンフィクション
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 野村よし・著
- ISBN
- 9784344916012
- 判型
- 4-6 ・ 504ページ
- 出版年月日
- 2018/3/13
内容紹介
「妻より先に死にたい」「死ぬならがんで死にたい」
最初は自分が死ぬときに備えて、書き残すためのメモ書きに過ぎなかった。
「余命1年」の宣告が、妻に告げられるそのときまでは。
「がんでない可能性」という気休めにもならない医者の言葉とは裏腹に、妻はだんだんと弱り、受け入れたくなくても受け入れざるを得ない現実に直面する。
これは、所詮赤の他人が書いた看取りの記録、ではない。
誰にでも起こる悲劇である。
決して目をそらしてはならない、大切な人を看取ることの現実がここにはある。
■著者紹介
昭和17 年(1942)4 月、徳島市生。横浜市在住。
早稲田大学第一文学部(演劇)、工学院大学機械工学部、ともに「中退」
多くの職場を転々とする。
昭和39 年(1964)年、義兄に招かれ、その経営する鉄工所に入社。半生を番頭として過ごす。
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