誰もが生まれてよかったと思える教育
心療内科医からの提言
高校教師から医師に転身した著者による実践的子育て・教育論。
- ジャンル
- 実用書 人文・思想 社会・政治 ノンフィクション スポーツ・ホビー 暮らし・健康・子育て
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 竹内小代美・著
- ISBN
- 9784344916098
- 判型
- 文庫 ・ 288ページ
- 出版年月日
- 2018/3/20
内容紹介
高校教師から医師に転身した経歴を持つ著者が、数多くの子どもと親に向き合い見えてきたのは、NEETや引きこもりの子どもは自己不信や他者への恐怖を持つ子が中核を占めていることであった。木を見るだけでは山全体が枯れていくように、子どもの学力や試験の成績だけを見ていると、子ども自身が枯れていく。「山全体を見つつ、木を育てる教育」こそが、国家が推進すべき理念・ビジョンではないか。文部科学省は、変化の激しい時代を「知識基盤社会」と分析し、「確かな学力」を最も重視している。しかし、重要なのは「生きる力」だ。生身の人間の活動は、心と向き合うコミュニケーションで育まれる。教師と生徒、生徒同士、あるいは地域の人などをも巻き込んでの人間関係の中で、人は主体的に感じ、考え、そして他者の行動や内面への想像力を身につけることができる。知識基盤社会から人間基盤社会へ――この理念・ビジョンを実現するには、どうすべきか。2010年に単行本として刊行された、、精神医学・心理学から見た子育て・教育の設計図を提示した実践的教育改革論、待望の文庫化!
■著者紹介
竹内小代美(たけうちさよみ)
九州大学文学部社会学大学院中退、日立製作所コンピュータープログラマー、大分の県立高校の英語教師などを経て、大分医科大学入学。
九州大学付属病院などで精神科医として研修後、医師として勤務。
1996年、たけうちクリニック開業。
1997〜2001年、大分県内の高校でスクールカウンセラーを務める。
2000年、不登校、引きこもりの青少年のためのフリースペース開設。
2001年、「NPO法人アスパル」副理事長に就任。
2007年、青少年自立支援センター立ち上げと統括。
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