メソポタミア発 午前四時
イラン・イラク戦争が問いかけたこと
突然始まった戦争により海外に閉じ込められた際の恐怖や脱出体験を克明に語る!
- ジャンル
- エッセイ 生活・暮らし 単行本 社会・政治 ノンフィクション
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 坂田憲治・著
- ISBN
- 9784344917323
- 判型
- 4-6 ・ 220ページ
- 出版年月日
- 2018/5/15
内容紹介
国境の向こう側に目を凝らしていた仲間が突然大声で叫んだ。
「おい、あれじゃないか?」
1980年に勃発したイラン・イラク戦争。突如として戦地となった両国では、日本企業の駐在員や出張者も国内に閉じ込められ、時間の経過と共に各々が命懸けの脱出を実行した。
本書は、総合商社に勤務し、イラク出張中に戦争に巻き込まれた著者が、当時の恐怖体験や脱出までの経緯を生々しく振り返る。さらに、有事の際の邦人救助の実態や、外務省・在外公館の危機対応能力など、当時の体験を通じて浮かび上がった課題についても語る。
東アジア情勢が緊迫度を増すなど世界情勢が混沌とする今、戦争やテロの恐怖に直面した著者ならではの視点から、国際社会における日本の在り方について提言した一冊。
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