アーレンシンドローム
光に鋭敏なために生きづらい子どもたち
「文字が動きだして読みづらい」
「LED照明の下ではまぶしすぎて暮らせない」
という子どもたちへの理解・対応を求める書
- ジャンル
- 実用書 暮らし・健康・子育て
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 熊谷恵子・著
- ISBN
- 9784344917521
- 判型
- A5 ・ 180ページ
- 出版年月日
- 2018/9/20
内容紹介
アーレンシンドロームは、生まれながらに光の感受性が高いために起こる視知覚困難であり、
パソコンのピクセルまで見えるほどの鋭敏な視知覚をもつ。
現在、医学的診断名も症候群の名称もなく、ほとんど認知されていないが、
100人に6人はいるといわれている。
カラーフィルムやカラーレンズの使用で改善可能であるにもかかわらず、学習障害と誤認され、
生きづらくなっている場合も少なくなくない。
学校教員、アーレンシンドロームの子どもをもつ親、子ども本人がアーレンシンドロームの
正しい知識を身につけられる一冊。
■著者紹介
熊谷恵子(くまがい けいこ)
筑波大学人間系教授。博士(教育学)。東京都出身。九州大学理学部化学科卒業、
理科系の職業を経て、筑波大学大学院教育研究科障害児教育専攻修了、
筑波大学大学院博士課程心身障害学研究科単位取得退学、
その後、筑波大学助手・講師・助教授・准教授を経て現職。
言語聴覚士、臨床心理士、学校心理士スーパーバイザー、特別支援教育士スーパーバイザー。
発達障害のある人の支援に関わる研究を専門としている。
主な著書として、『長所活用型指導で子どもが変わる』No.1~5(編著、図書文化社)、
『エッセンシャルズ KABC-IIによる心理アセスメントの要点』(監修、丸善出版)、
『ライフスキルを高める心理教育:高校・サポート校・特別支援学校での実践』(編著、金子書房)、
『共生社会の時代の特別支援教育 第2巻 学びを保障する指導と支援』(編著、ぎょうせい)、
『アーレンシンドローム「色を通して読む」光の感受性障害の理解と対応』(監訳、金子書房)。
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