皇室の危機
「これからの皇室」を読み解く新評論、待望の文庫版!
- ジャンル
- 文学・評論 社会・政治 ノンフィクション
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 平宏・著
- ISBN
- 9784344917637
- 判型
- 文庫 ・ 162ページ
- 出版年月日
- 2018/5/29
内容紹介
近い将来、秋篠宮家の親王が天皇に即位すると、宮家からの皇位継承として、1428年以来四度目の事例となる。天皇の直系に男子不在の際には、宮家から天皇を出してきた。しかし現在では、その宮家も、秋篠宮家の親王が最後の男子であり、天皇消滅の危機にある。この「皇統断絶」の危機――世界に誇れる日本の伝統が崩れつつあり、ひいては「平和」をも揺るがしかねないこの大問題に、日本人はどう向き合うべきか。2014年に刊行した話題のルネッサンス新書、待望の文庫化!
■著者紹介
1956年、北海道に生まれる。東北大学卒。もともと戦国から江戸時代にかけての大名の研究に没頭していたが、四十代のときに出合った『帝王後醍醐』(村松剛著、中公文庫)がきっかけとなり歴代の天皇や南北朝の歴史に興味を持ち、『室町時代の一皇族の生涯』(横井清著、講談社学術文庫)により皇位継承について探求を始めることとなった。現在、デンマークの王位継承や大名の相続についても知見を深めている。
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