青春悼歌
自分達の時代だけは特別であるかのように信じていて、
青臭く夢想じみた錯覚。それが僕の青春だった。
- ジャンル
- 小説 単行本 文学・評論
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 行燈省益・著
- ISBN
- 9784344918122
- 判型
- 4-6 ・ 208ページ
- 出版年月日
- 2018/8/7
内容紹介
とにかく自意識過剰で、何をするにしても一途に気負い過ぎていた。―本文より―
こんな青春の思い出は、誰もが経験する気恥ずかしさだろう。
自分たちだけは特別だと思い込む青臭さ、自意識の強さ故の孤独。
青春に傷つき悩む、「すべての若者」に通ずる葛藤を、60年代、70年代の学生運動隆盛期の活気溢れる空気とともに描く私小説。
■著者紹介
行燈省益(あんどん しょうえき)
1951年生まれ。岡山県立倉敷青陵高校卒、早稲田大学中退。
『新・統道真伝―現代日本のポピュリズムを排すー』(2009年、講談社出版サービスセンター刊)、『薮にらみ 道化の現代ニッポン風刺』(2013年、日本文学館刊)、『悪魔のニッポン人物事典』(2013年。日本文学館刊)の著書がある。
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