なぜ祖父は学校長を辞めたのか
戦争に翻弄された二人の男が選んだ道
茨城県旧飯沼村の地域・教育史に迫る渾身のルポルタージュ。
- ジャンル
- ドキュメント 実用書 単行本
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 河野みち・著
- ISBN
- 9784344922945
- 判型
- 4-6 ・ 232ページ
- 出版年月日
- 2019/6/25
内容紹介
敗戦の翌年、一人の教育者が学校を去った。生徒や教職員から慕われた国民学校長は、なぜ自ら職を辞したのか。彼はそのいきさつについて多くを語らなかったという。祖父の辞職に疑問を抱いた著者は、やがて駐在巡査の一家心中事件という、戦後間もない旧飯沼村で起きた、もう一つの出来事に向き合うことになる。徹底した取材をもとに、戦後日本の教育現場に起きた変革の嵐と戦争がもたらした知られざる悲劇を明るみに出す。
■著者紹介
河野みち(かわの みち)
昭和21年旧飯沼村生まれ。栄養短期大学卒業後、公立学校の栄養士になったが退職し、主に高齢者介護の仕事に従事してきた。東日本大震災を契機にケアマネージャーの仕事を辞し、執筆活動に専念。2015年、『広河村異聞 戦前・戦中茨城県教育史―祖父母の生き来し道より―』を刊行。
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