製薬会社は生き残れるか
持続可能な医療が日本の未来を救う
製薬会社のビジネスモデル変革による日本医療制度の改善を訴える画期的提言
- ジャンル
- エッセイ 実用書 単行本
- シリーズ
- 著者
- 河畑茂樹・著
- ISBN
- 9784344923119
- 判型
- 4-6 ・ 196ページ
- 出版年月日
- 2019/6/25
内容紹介
日本の社会保障制度は、高齢化社会の到来により大きく揺らいでいる。またこれまで日本の医療制度を支えてきた製薬会社も、薬価引き下げによる利益の減少、創薬難易度の高まりにより、新たなビジネスモデル開拓の必要性に迫られている。
長く大手製薬会社の研究職として最前線で活躍してきた著者は、医療制度と製薬会社の変革は切り離して考えるべきではないと主張。「持続可能性」をキーワードに、未来の医療のあり方を提唱する。
■著者紹介
河畑茂樹(かわばた しげき)
1962年京都生まれ。薬学博士。京都大学薬学部卒業後、1987年より創薬研究者として製薬会社に勤務。神経科学、がん、腎泌尿器、免疫炎症など様々な疾患領域の研究に従事。技術領域も低分子化合物、抗体医薬はじめ、核酸医薬、再生医療、オミックス解析など幅広く経験。2013年より、医療機器、デジタル医療などの周辺技術と医薬品を融合した新たなビジネス創成を主導。5年連続STSフォーラムのスピーカーに招聘されるなど社外でも精力的に活動。時代背景が著しく変化する中で、30年間にわたりベストな創薬の姿を考え抜いた元創薬研究者。
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