蜻蛉の涙
釣竿を持つたびに、新しい世界が見える。
意外な結末に心打たれる、圧巻の釣文学。
- ジャンル
- 小説
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 折戸和朔・著
- ISBN
- 9784344927407
- 判型
- 4-6 ・ 172ページ
- 出版年月日
- 2020/3/19
内容紹介
「だから釣りが面白れぇし辞められねぇ」
例えばよ、朝からずっと釣っていても、全く何も掛からねえ日ってのがある。
場所を変えても餌を変えても全然だめだ。
ところがあるとき風向きが変わって、流れのヨレがちょっとだけ変化した場所が
目に付いたとする。
何とはなしにそこへ餌を投げ入れてみたら、それまでの沈黙が嘘のように
次々に釣れちまうなんてことが、実際にあるんだ。
そういう≪自然の声を聴く≫ことがたまらなく面白ぇ。
むしろその声を聴くために釣竿担(かつ)いで水辺を彷徨(さまよ)い歩いて
いるんじゃねぇかとも思う。
■著者紹介
折戸和朔(おると あいさく)
小川にきらめく銀鱗に、欣喜雀躍した、輝ける少年の日々よ。
失われし時代を、今も追い求めることができる釣り人に幸あれ。
今も変わらず、僕らを待っていてくれる、小川の魚たちに幸あれ。
いつもそこにある自然よ、癒しの自然よ、ありがとう。
生を歓び、祝杯を挙げよ。乾杯ッ!
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