出版実績

福祉の旅路 障害者の自立生活を支援する

障害者支援活動を続ける脳性マヒ患者の35年間の軌跡。
支援する側とされる側。その両面の考え方を持つ著者が綴る、
福祉に向き合い続けた35年間の物語。
福祉従事者が押さえておきたい学びもたくさん。

ジャンル
エッセイ 社会・政治 福祉
シリーズ
新刊
著者
・著
ISBN
9784344928695
判型
4-6 ・ 236ページ
出版年月日

内容紹介

生後まもなく脳性マヒ(四肢マヒ)を負った著者は、28歳の頃に福祉の道に入り、
横須賀市を中心として35年間に渡り障害者の自立生活を支援する活動を続けている。
著者は、「障害者が自分らしい生き方ができること」 をテーマに活動をスタートさせ、
「たけのこの会」を発足。それまで生業としていた犬のブリーダーを辞め、
福祉事業家として人を雇うようになった。
「たけのこの会」は健常者と障害者が同じ立場でスタッフとして働きながら成長し、
NPO法人を取得するまでになった。
現在著者は、脳性マヒに加え二次障害、加齢が重なり重度の身体障害者であるが、
原点である汗と現場の喜びを忘れずに、さらなる福祉サービス、各種サポートを考え
実行に移している。

■著者紹介
川島 美行(かわしま よしゆき)
1949年神奈川県横須賀市に父・進、母・正子の次男として出生。
難産のため、生後間もなく脳性マヒという障害(四肢マヒ)を負うが、
正式な障害名は6歳になってから判明。
生後1歳4 ヶ月、母・正子心臓マヒにより急死。
4 歳まで、お手伝いさんに育てられ父が義母きよ子と再婚。
中学まで普通校で学び、卒業後は自宅で通信教育を受ける。
18歳の頃より、犬のブリーダーの仕事を行う傍ら、
同じ障害者のためのボランティア活動に打ち込む。
29歳の時に障害者団体「たけのこ会」を結成。
以来、障害者地域作業所を始めとした同団体の運営事業の経営者として
活躍する他、外部に於ける福祉活動関係の各役職を歴任。
現在4カ所の福祉事業所を運営する「NPO法人たけのこ会」の理事長と
して活躍中。

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