祥月命日
身分や生まれつきが支配する時代、
自らの命の役割に気づくことができるのかーー。
江戸時代を舞台に、人生の意味を問う濃密な時代小説。
- ジャンル
- 小説 エンターテイメント 短編集
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 深江允・著
- ISBN
- 9784344931572
- 判型
- 4-6 ・ 242ページ
- 出版年月日
- 2021/08/27
内容紹介
和木重太郎は、下級武士に生まれた己の存在について悩み、理不尽さを感じていた。
そんな中、剣の腕を見込まれ、「抜け荷」の首謀者を追う任に抜擢される。
藩内の勢力争いに巻き込まれながらも、血の繋がりや人間の本質に触れ、
徐々に自分の人生の意味を見出していく。
■著者紹介
深江允(ふかえまこと)
1942年2 月生まれ。東京医科歯科大学歯学部卒、同大学院修了。同大学助手を経て、鶴見大学歯学部教授(生化学)。2009年3 月退官、現在、同大学名誉教授。
著書に『歯周組織再生とエナメルタンパク』(共著、永末書店、2002年)、エッセイ集『生きていることは暖かい』(幻冬舎ルネッサンス、2011年)、小説『惣右衛門の遺言』(幻冬舎ルネッサンス、2014年)、『軒祥の命題』(幻冬舎メディアコンサルティング、2016年)、『清風の記憶』(株式会社文芸社、2017年)がある。
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