元さんの新潟日報裁判闘争 新聞社内から報道批判
真のジャーナリズムを問う“インサイダー”の闘い
- ジャンル
- ドキュメント ノンフィクション
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 片桐元・著
- ISBN
- 9784344933774
- 判型
- 4-6 ・ 218ページ
- 出版年月日
- 2021/04/07
内容紹介
新聞報道の社会的責任とは? 人間の普遍的な権利とは?
「狭山事件」を契機に、社内から報道機関の在り方を
追求し続けた記者による激動のノンフィクション。
1963年5月、埼玉県狭山市で起きた女子高校生誘拐殺害事件。この「狭山事件」は、警察が犯人を取り逃がす失態を経て、別件逮捕された被差別部落出身の石川一雄氏の自白によっていったんは解決したかに思われた。ところが、その自白は警察による強要だったことが明らかとなり、有罪の証拠とされた万年筆も被害者のものではないことが判明。さらに、マスコミの報道も警察発表に頼り切り“推定無罪”という基本原則が無視されたものだった――。
■著者紹介
片桐 元(かたぎり げん)
1946年新潟県柏崎市に生まれる。65年柏崎高校、69年中央大学卒、同年新潟日報社入社。新津支局、整理部、調査部、長岡報道、報道部、津川支局長、報道部農政、上越頚北支局長、学芸部。74年に休職処分、逮捕起訴後に職場復帰。2007年定年退職。
著書に『山の妖精たち 奥阿賀の野草』(新潟日報事業社、1998年)、共著『検証・「拉致帰国者」マスコミ報道』人権と報道・連絡会編(社会評論社、2003年)などがある。
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