追憶 ~あるアル中患者の手記~
~あるアル中患者の手記~
壮絶な死への衝動、そして恐れ。
酒に逃げ、病んだ末に11年間施設で過ごした。
人間の本源を覗くノンフィクション。
- ジャンル
- 自分史 ノンフィクション
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 田中敏之・著
- ISBN
- 9784344935532
- 判型
- 新書 ・ 138ページ
- 出版年月日
- 2021/08/06
内容紹介
絶望の過去と現実から逃れようと酒を飲んだ。
酒と過労で体を壊し、社会から疎外され、風雪の山野を四ヶ月さ迷った。
死にきれず、アル中の施設に預けられ11年。
アルコール中毒を病んだ日々、そこに至る人生のすべてを、償いとして、
そして失われた人生を取り戻すために綴られた手記。
■著者紹介
田中敏之(たなかとしゆき)
1951年、鳥取県生まれ。
72年、早稲田大学第一文学部哲学科入学。学生運動に参加。
75年、帰郷して『疎外論』を執筆するも未定稿に終わる。
85年、倉吉の新聞販売所に就労。
92年、南販売所の所長となる。
97年、アル中により改廃。
05年、大阪メリノール・アルコール・センターに収容される。
16年、出所。
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