生命譚
複雑な生命活動も、元を正せば原子レベルに落ち着く。
再生医療や環境問題についても言及した
「生命科学小説」
- ジャンル
- 小説
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 黒谷丈巳・著
- ISBN
- 9784344939509
- 判型
- 4-6 ・ 218ページ
- 出版年月日
- 2022/06/15
内容紹介
「わしの一世一代の発明や。兄ちゃん、大事に使うてや」
洛北大4年の純平は、薬学博士を名乗る初老の男・倉元から怪しげな薬を渡される。
それを飲んだチームメイトを試合中に襲った衝撃――。
病弱な母を救いたいと、再生細胞の研究を続ける純平。石油化学工業会社勤務ながら、
環境問題をきっかけに自らの仕事に疑問を持ち始めた朋彦。
そして夫の死後、表舞台から約20年間、姿を消した歌手・旭かなえの人生が交錯し、
「命」「寿命」「病」について問いかける一冊。
■著者紹介
黒谷 丈巳(くろたに たけみ)
1957年大分市生まれ。1980年京都大学法学部卒。
製鉄会社勤務を経て還暦を機に創作を開始。他に『微光星』。
本作でわかる通り、ちあきなおみの熱心なファンでもある。
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