ケンカ知事、南の島へ
奄美大島をこよなく愛する男が、島差別の闇を暴く!
昭和初期、鹿児島県知事に任命された小島光三。そこで目にしたのは、島民の過酷な暮らしぶりだった。
南の島に変革をもたらそうとした男の勇姿を描いた近代政治小説。
- ジャンル
- 小説 社会・政治
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 小池光一・著
- ISBN
- 9784344940291
- 判型
- 4-6 ・ 300ページ
- 出版年月日
- 2022/07/27
内容紹介
奄美大島をこよなく愛する男が、島差別の闇を暴く!
昭和初期、鹿児島県知事に任命された小島光三。そこで目にしたのは、島民の過酷な暮らしぶりだった。
南の島に変革をもたらそうとした男の勇姿を描いた近代政治小説。
鹿児島県知事として奄美大島の視察へ訪れた光三。薩摩藩の支配下にあった黒糖地獄の時代から本土に利用され、搾取され続けてきた島の姿に衝撃を受ける。
その社会構造を打破するべく、男が下した驚愕の決断とは――。
■著者紹介
小池 光一(こいけ こういち)
1947 年、京都府生まれ。
東京で育つ。東京大学経済学部卒業後、金融界に身を投じ、
日本銀行理事、宮崎銀行頭取等を歴任。
多忙な仕事の傍ら、全国の離島研究をライフワークとし、
巡った島数170、その回数延べ500回。
著書に『島のてっぺんから日本の今が見える シマ好きバンカーの島学こと始め』(鉱脈社)
趣味は色鉛筆画。本書のケンカ知事は、母方の祖父である市村慶三・第20代鹿児島県知事(在任1931-34 年)がモデル。
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