薄紅色のいのちを抱いて
ウチがいなくなっても、この桜の園だけは―。
- ジャンル
- 小説
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 野元正・著
- ISBN
- 9784344940307
- 判型
- 4-6 ・ 154ページ
- 出版年月日
- 2022/9/14
内容紹介
桜の儚い美と大樹の神秘に対する人々の想いを描いた短編小説集。
桜専門庭師の夫、悠輔が先祖代々受け継いできた「桜の園」。
夕子は悠輔の死後も、女桜守として彼の想いを継承したいと願うが、
病によって死を意識する。
■著者紹介
野元 正(のもと ただし)
東京都渋谷区生まれ。兵庫県明石市在住。
京都大学農学部(林学・造園学専攻)卒。
造園家。技術士(建設部門-都市及び地方計画)。
文藝同人誌「八月の群れ」編集同人。
・受賞 第27回北村賞受賞、平成28年度神戸市文化賞受賞。
第4回小谷剛文学賞佳作賞受賞、第3回神戸ナビール文学賞受賞ほか。
・著作 小説集-『幻の池』(編集工房ノア)、『海の萌え立ち』(審美社)、
『八景』(審美社)、『飴色の窓』(編集工房ノア)、『空のかけら』(編集工房ノア)ほか。
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