ナーダ・サーガ 「無の国の物語」 [文庫改訂版]
目に見えているこの体は誰だろう、誰のだろう、
ぼくか、ぼくのか、しかし、ぼくとは誰だろう。
- ジャンル
- 小説
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 茂木光春・著
- ISBN
- 9784344944602
- 判型
- 文庫 ・ 464ページ
- 出版年月日
- 2023/06/26
内容紹介
船が難破し、一切の記憶を失った光。
蘭の花が香る清艶な女性に導かれたのは、混沌と秩序がうねり合う“ナーダの国”であった。
神秘の島で解き明かされていく彼自身の正体とは。
圧巻のファンタジー小説。
■著者紹介
茂木 光春(もてぎ みつはる)
昭和11年3月6日 埼玉県深谷市に生まれる
昭和29年 県立熊谷高校卒業
昭和34年 東京外国語大学英米科卒業
平成8年 県立浦和第一女子高等学校退職
三田文学会員。
雑誌「三田文学」に「転生記」「きつねの涙」「悪童記」「眼球譚」「シナモンの匂う言語虫」「アリス探し」発表。
著書に「永遠の天心」「来たるべき良寛」「大いなる蕃山」「一休夢幻録」「わが愛する明恵上人」「始まりの人」「星の彼方のアニマトピア」。
雑誌「扣の帖」に「荒野から荒野へ」(英文学における宗教性)「真言の人空海」「失われた日本人」発表。現在同誌に「鉄斎の謎」連載中。
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