陳璧君 考
–中国の革命と女性–
「命は惜しみません。妾は妾の一命を革命にかけております」
- ジャンル
- エッセイ 歴史・地理
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 築地邦輔・著
- ISBN
- 9784344949249
- 判型
- 4-6 ・ 98ページ
- 出版年月日
- 2024/10/23
内容紹介
中国革命の支援者・宮崎滔天の甥が綴る
中国革命の一翼を担った男、汪兆銘には共に闘う伴侶がいた。
女性の社会的地位が確立されていない時代、自らの意思を貫いた陳璧君について克明に記録した一冊。
■著者紹介
築地 邦輔(ついじ くにすけ)
1897年、熊本県玉名郡六栄村に(11人兄弟のうち成人した)兄弟7人の6番目として誕生。
旧制玉名中学、早稲田大学卒業。
見習い士官終了後、富国徴兵保険相互会社勤務。
1937年から1947年にかけて二度召集を受け、日中戦争と太平洋戦争に従軍。
1945年、仏領インドシナで終戦を迎え、2年後に帰郷。
1951年、生まれ故郷の六栄村の第14代村長に選出。村長として二度の町村合併を主導(1888年、明治政府が町村制を施行した際、父貞俊が六栄村の初代村長に推挙され、六栄村の発足と終焉を親子で見届けた)。その後、熊本県玉名郡長洲町の助役として、新産業都市の指定や、長洲港と長崎県多比良港間のフェリー就航、日立造船の誘致などに尽力。
築地 信二(ついぢ しんじ)
築地邦輔の次男で、4人兄弟の3番目。
商社勤務中に電子計算機の将来性を知り、発足早々の日本電子計算開発協会(後の日本経営情報開発協会)に転職。米国での「大規模情報システム開発プロジェクト」の研修団に2年連続で参画。翌年、1年かけてその成果をテーマとした研究レポートを東京工業大学や日本の大規模情報システム企業の開発担当者の協力でまとめ、通産省に提出。
その後、新都市開発センター株式会社(現サンシャインシティ)に転職。「コンベンションセンターTokyo」(現サンシャインシティコンベンションセンター)を企画し、運営責任者となる。
世界コンピュータ会議等を誘致。
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