中年鉄道放浪記
忘れられない鉄道の記憶、人生を変えたあの日の出来事。果てなくどこまでも続くぶらり鉄道エッセイ。
- ジャンル
- 単行本 文学・評論
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 中西敬太・著
- ISBN
- 9784344972407
- 判型
- 4-6 ・ 240ページ
- 出版年月日
- 2015/6/30
内容紹介
日本全国のJRの路線を回ろう。壮大な計画は今、着々と進行している。手始めに関東近郊のJR路線を乗り尽くし、甲信越へ。さらに、近畿へと足を延ばし、北海道・四国へ。残すは、九州・中国地方のみ。ただひたすら、列車を乗り継ぎ、未踏路線を消化していく。観光をするわけでもない。乗車していない路線に乗りたいだけだ。だが、そこには思わぬ発見もあるし、懐かしい、憧れの列車との出会いもある。はたから見れば何が面白いのかと思うかもしれない。しかし、著者が幼い頃、京王井の頭線に興味を覚えて以来の鉄道への愛着は尽きない。かつての栄光に彩られた花形特急の今の姿に愛惜を感じ、自身を鉄道趣味へと誘ってくれた京王列車の第二の人生にエールを送る。鉄ちゃんと呼ばれる鉄道写真マニアへの非常識に怒りをぶつけながらも、そんな彼らの心も理解する。鉄道への思いをぎゅっと詰め込んで、昭和から平成までの鉄道の旅をお送りします。
■著者紹介
中西敬太(なかにし けいた)
1957(昭和32年)、東京都杉並区に生まれる。学習院大学文学部英米文学科卒業後、広告会社、株式会社旭通信社(現アサツー ディ・ケイ)入社。テレビラジオ本部テレビスポット部長、業務プロデュース局長などを歴任。特に鉄道旅行や鉄道写真を趣味とし、寸暇を惜しんでは日本全国を歩き回る。56歳で退職し、趣味の鉄道を生かした執筆活動を開始。「中年鉄道放浪記」はその上梓第一冊目である。
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