近代医学の大きな矛盾点は、根本治療ではなく対処療法に明け暮れている点にある。一例を挙げれば、ガンの治療だ。病巣を摘出し、科学療法を行う。その部分は良くなっても、患者の体力は奪われ、ガンと闘う力を奪ってしまう。やがて、再発し、患者は病室のベッドだけの闘病生活に追い込まれる。やりたいこともできず、食べたいものも食べられず、気力は失せていく。それでは何のための治療なのかわからない。病気と闘っているとも言えない。こうした、科学的医療の矛盾点を整理しながら、新たな治癒方法を提唱するのが本書だ。患者自身が自律的に病気と闘い、細胞を活性化することによって自身の体調をコントロールし、病気に負けずに人生を謳歌する。PPKを目指す人生を満喫する。西洋医学、東洋医学のエッセンスを集約し、20年以上にわたって著者自身が身をもって検証し続けるSB療法の効果を世に問う。ここに、治癒への新たな選択肢が生まれた。