ハワイを拓いた日本人
ハワイ150年の移住民の歴史の中で見えてきた、知られざる宮城県人たちの活躍
- ジャンル
- 単行本 歴史・地理
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 中込眞澄・著
- ISBN
- 9784344974128
- 判型
- 4-6 ・ 208ページ
- 出版年月日
- 2016/3/16
内容紹介
ハワイが日本人にとって憧れの地となったのは、駐日ハワイ総領事の計らいにより日本人153名が移住したことから始まる。
ハワイを最初に見た日本人は、1804年、宮城県の船乗りだったという。1868年に日本人が初めて移住したものの、劣悪な住居や過酷な労働など、彼らを取り巻く環境は決していいものとはいえなかった。何とかして改善しようと立ち上がったのは、奇しくも宮城県出身者たちであった。
移民救出嘆願書の上申、宮城村の創設、日本語新聞の発行、日本人としてのアイデンティティの確立…。見知らぬ土地で、勇気と行動力をもってハワイを切り拓いた彼らにスポットを当てながら、日本とハワイの関係を紐解き、解説する。今まで詳細に語られることのなかった、ハワイ開拓者としての日本人の苦労と歴史が明らかになる。
■著者紹介
1945年2月4日、満州国北安市に生まれる。敗戦後、日本に帰国。
宮城県で育ったが、父親の仕事の都合で転勤が多く、槻木小学校に入学、閖上小学校を卒業。中学は東北大学教育学部付属中学校(現・宮城教育大学付属中学校)に入学、村田中学校卒業。白石女子高等学校へ入学、宮城県立第三女子高等学校を卒業。
卒業後は三井信託銀行仙台支店に4年間勤務、結婚のため退社し上京する。それまでは主婦だったが、1980年に一念発起し青梅不動産を開業。2001年2月、青梅のタウン誌「Plum news」を創刊。
2011年、病を機に社長職から会長職へ。その後はハワイと日本を行き来する生活をしている。
現在、株式会社青梅不動産 代表取締役会長、ぷらむニュース編集長。趣味はハワイで始めた油絵。
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