サルゴン Ⅰ ―天下をとった捨て子―
世界初の帝国「アッカド帝国」を建国した英雄サルゴン、この物語は彼がまだ建国を目指す前の若い頃のお話。
- ジャンル
- 単行本 文学・評論
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 大久保和展・著
- ISBN
- 9784344993310
- 判型
- 4-6 ・ 392ページ
- 出版年月日
- 2016/6/28
内容紹介
庭師アッキの拾い子シャラクは、キシュ王のウル・ザババに側近として取り立てられ、若き日を過ごした。それらの日々は「晩酌人」としてだけではない、書記の仕事、語学の勉強、周辺諸国の情勢を聞くなど、後の彼を作るための日々でもあった。しかし、身体の成長に伴い、ウル・ザババの寵愛を受けることが出来なくなり軍隊へ入隊。しかし、結果的に裏切る形で軍を離れて、ライブムの元で諜報員となる。彼はそのとき“サルグン”と名乗っていたが、後に知人ビスカイに再会の日を経て「サルゴン」へと生まれ変わる。
時を同じくして、後にサルゴンに打ち倒される事となるウンマ王ルガルザゲシは、都市国家ラガシュとの戦いの最中にあった。その最中、サルゴンとルガルザゲシはウルク王宮にて邂逅する。
後に彼らが戦う運命にある事を、この時の彼らは知る由もない。
■著者紹介
大久保和展(おおくぼ かずのぶ)昭和43年4月21日生まれ。平成5年静岡大学大学院光電機械工学専攻修士課程修了後、同年富士写真フイルム株式会社入社。平成21年に退職し、現在、文筆活動に勤しむ。
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