涙のあとさき 花街慕情
花街慕情
母の死後、同じ芸妓の道を歩き始めた夕紀の愛と別れのサスペンス
- ジャンル
- 単行本 文学・評論
- シリーズ
- その他
- 著者
- 大市 詩香・著
- ISBN
- 9784779002519
- 判型
- 168ページ
- 出版年月日
- 2008-04-15
内容紹介
北陸の古都・金沢で芸妓の子として生まれた夕紀は、大学を卒業後ニューヨークへ。順調に仕事をこなし、やがて2年が経とうとするとき母の親友である芸妓・染也から「母が余命2ヶ月」と知らされ帰国。母の死後、夕紀は染也に勧められ、母と同じ“にし”の芸妓・染菊として花街にデビューする。やがて売れっ妓となった染菊はセントラル病院の御曹司と恋に落ちるが、彼はほどなく不幸な事故で死んでしまう。なぜ、彼は死んだのか? 彼の親友、加藤医師が染菊に興味をもって近づいてくる。加藤が語る、御曹司の生い立ちからセントラル病院の前院長夫妻の懊悩が浮き彫りにされ、母と同じ道を選んだ染菊の悲恋と御曹司の死の真相が明らかになっていく。金沢を舞台にした、親と子の関係を問うミステリー小説。
三重県在住。主婦。
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