がぶしゃら家族
けったいな親でも子は育つ。貧しい昭和を生き抜いた家族の、面白哀しいエッセイ。
- ジャンル
- 単行本 文学・評論
- シリーズ
- その他
- 著者
- 森 繁・著
- ISBN
- 9784779003868
- 判型
- 4-6 ・ 184ページ
- 出版年月日
- 2008-11-12
内容紹介
けったいな親でも子は育つ。ぼくの父は尋常な人ではなかった。ハチャメチャな性格が災いして30代で財産のすべてをなくした。家族は、新築したばかりの我が家から夜逃げ同然に引越しをし、京都の山間にある、ぼくらがグランドキャニオンと名付けた過疎地に7年間暮らした。電気もなく窓ガラスもほとんどないあばら家での暮らしは厳しかったが、何もない荒地を開墾して野菜をつくり、鶏を飼い、自然を満喫した。しかし父はその間も共産主義に傾倒したり、他所の木を切り倒して薪にしたりと、やりたい放題のハチャメチャぶりは変わらず、家族は振り回されっぱなし。がむしゃらを超え、がぶしゃらに貧しい昭和を生き抜いた家族の、面白哀しいエッセイ。
■著者紹介
1941年奈良県生まれ。大阪市立大学経済学部を卒業後、大手製薬会社に入社。定年退職後は、両親の介護が縁で高齢者向け弁当配達のボランティア活動を経験、今後も高齢者福祉に関する地域ボランティア活動を目指している。
■著者ブログ
がぶしゃら日記
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