蘇我氏と曽我兄弟に教えられたこと
蘇我氏の時代から現代にまで受け継がれたものとは――?
- ジャンル
- 単行本 歴史・地理
- シリーズ
- その他
- 著者
- 大井 道範・著
- ISBN
- 9784779003943
- 判型
- 4-6 ・ 164ページ
- 出版年月日
- 2009-03-20
内容紹介
大化の改新(645年)で滅びたとされる蘇我一族。だが曽我兄弟ゆかりの「宗我(そが)神社」(神奈川県小田原市)には、それより後の時代に蘇我氏の末裔が建てたという由緒がある。仇討ちで知られる曽我兄弟は12世紀の人物である。なぜこの神社に蘇我氏が出てくるのか。――もしかしたら、蘇我一族は生き延びていたのではないか?――さらに、蘇我氏と曽我氏は同族だったのではないだろうか?由緒を見て浮かび上がった疑問から、蘇我氏や曽我兄弟について調べていると、また別の疑問が浮かび上がってきた。ある角度で日本地図を見ると、修験の聖地がいくつも一直線に並ぶのである。古代の人々が正確に地理を知っていたとは考えにくい。そこには、古代信仰と結びつく何か大きな謎があるのではないだろうか。また、その謎を紐解くことにより、我々も学ぶことがあるのではないだろうか……。曹洞宗住職である著者が、よりよく生きるためにも、古代からのメッセージを見つけようとする一冊。
■著者紹介
神奈川県小田原市上曽我龍珠山瑞雲寺23世住職。群馬県前橋市赤城山最善寺生まれ。駒澤大学卒業。大本山永平寺修行後、当寺住職となる。趣味は天体観測、内燃機械、旅行。
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